VIA、100ドルの低価格PC「Terra PC」投入へ

» 2005年05月12日 12時57分 公開
[IDG Japan]
IDG

 台湾のハードウェアベンダーVIA Technologiesは、新興成長市場のユーザーにターゲットを据えた一連の低価格PC設計を発表する計画だ。同社幹部が5月11日に明らかにした。

 VIAのマーケティング担当副社長リチャード・ブラウン氏が電話取材で語ったところによれば、こうした設計は同社のTerra PCプロジェクトの一環として、台北で6月第1週に開催予定のVIA Technology Forum(VTF)で発表される予定。VTFは、台北で開催のComputex展示会に合わせて開かれる。

 ブラウン氏によれば、このプロジェクトはTerra PCという名前ではあるものの、実際には100〜250ドルの幾つかのデバイスを示している。各デバイスは今年、インドでの発売が予定されており、インターネットサービスプロバイダー(ISP)など各社との提携を通じて、VIAが提供する計画という。

 Terra PCには、HDDとモニタを含めて250ドルのフル装備PCも含まれる。また、フラッシュメモリベースのMedia Station、100ドルのCommunication Stationも提供される。Communication Stationはフラッシュメモリを使い、VoIPなどのブロードバンドインターネット向けに設計されている。

 ブラウン氏によれば、これらのデバイスはすべてVIAのプロセッサとチップセットをベースとするが、同社はOSについては何を採用するかまだ決めていない。「まだどれにも決めていない。LinuxとWindowsの両方を検討中だ」と同氏。

 さらに同氏によれば、VIAはリファレンス設計のほかに、学校やインターネットカフェなど特定の用途向けに、Terra PCのクライアントとサーバで構成される一連のバンドル製品を計画している。これらのバンドル製品は、Terra PCデバイスをフルに活用してくれるであろうユーザー層に確実に製品を提供すべく、新たな流通経路を開拓するための取り組みの一環として開発されている。「当社はできる限り、柔軟でありたいと考えている」とブラウン氏。

 Terra PCプロジェクトに関する詳細は6月に発表される予定だ。

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