なお外部電源ケーブルを内部に引き入れようとしたところ、電源ケーブルのコネクタがブラケットに引っかかって上手く入らないという面倒もあった。フレームを歪ませて強引に通し、あとで修繕。やはりサブ電源は外付け化させた方がいろいろな意味で面倒なく安心できるかもしれない。
サブ電源としたSS-300SFDのメインコネクタは、2×2ピンを分離できる24ピン仕様であり、そのままSPW-PSW24に接続できる。ちなみに20ピン接続の場合は、SPW-PSW24に付属するアダプターを用いることで接続できる。
試用PCは、nForce3 Ultraチップセット搭載マザーにAthlon 64 3000+、PC3200 DDR SDRAM 512Mバイト、RADEON 7000搭載グラフィックスカード(追加電源供給なし)搭載、Ultra ATA/100 HDD 2基と同光学ドライブ2基を設置している。
今回はドライブ類をまとめてサブ電源に回すことにしてみた。メイン電源はマザーボードだけに給電し、あとはサブ電源まかせという構成で、3.3ボルトと5ボルトの給電はすべてサブ電源でまかなう。メイン電源はマザーボードやCPUへの給電に専念できるという算段である。
正直言うと上記程度の構成であれば別にいらねぇかも、となるわけだが、HDD=積めるだけ+キャプチャーカード複数枚搭載といったPC録録画派・キャプチャー職人、SLI環境でグラフィックスカード用の電源ケーブルが足りず、むりやり分岐させているといったユーザーなどにはメリットがおおいにありそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.