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» 2005年06月15日 15時53分 UPDATE

“紙のキーボード”発売

ポトスは、既存デジタルペンデバイスを利用する「紙のキーボード」を発表した。A5サイズのそれは、PCなしで普通にメモを行い、PC上での操作でテキスト化するのに適した操作性を持つという。

[ITmedia]

 ポトスは6月15日、デジタルペンデバイスを利用する新たな日本語入力ツール「紙のキーボード」を発表、同日より発売を開始した。価格はオープンプライス、A5サイズ40枚入り1冊で同社通販サイト価格は300円。

photo 紙のキーボード

 紙のキーボードは、ACECAD製「DigiMemo A501」/ぺんてる製「airpenストレージノート EA1」といったデジタルペンデバイスを利用して、日本語文章や手書き図面を入力するための専用記入用紙である。この記入用紙と上記ペンデバイス、それらペンデバイス対応のソフトキーボードプログラムのセットにて利用する(ソフトキーボードプログラムは、airpen用が2005年6月現在無償提供中、DigiMemo用は2480円)。

photo ぺんてる製「airpen」への設置例(左)、ACECAD製「DigiMemo」への設置例(右)。同社通販サイトでは、ぺんてる「airpen EA1」+紙のキーボード3冊セット製品が2万5600円、ACECAD「DigiMemo A501」+DigiMemo用ソフトキーボードプログラム+紙のキーボード1冊セットが1万4800円にて販売されている

 その用紙表面には、ペンデバイスのペン先位置や動きによって文字コード(列)を入力するキーの役割を果たす「テキスト変換領域」が、その下部にはペンで描いた筆跡がそのまま入力される「手書き入力領域」を示すための枡目が印刷されている。

photo テキスト変換領域に印刷されている文字枠をペンで指定するさいに、3種類のジェスチャ操作にて大文字/小文字などの指定が行える。なお、紙のキーボードに記載されている制御文字以外の9行10列=90文字とジェスチャー操作の3種類、全角かな/全角カナ/半角制御の3種類を加えて計810種類もの入力が可能となっている

 この紙のキーボードをDigiMemoないしairpenにセットし、ペンで記述した内容をソフトキーボードプログラムで処理することで、テキストと手書き(画像データ)の混在するHTML文書として生成できる。メモ記入時は、記入情報がペンに一時保存されるためPC接続なしで利用可能、後にソフトキーボードプログラムにてテキスト生成処理を行う仕組みとなっている。

photo ペンに記録された記述データをテキスト化されたHTMLファイルへ変換するためのソフトキーボードプログラム

 一般的に手書きのデータをテキストデータに変換する作業には、通常に紙へ記載するのと同程度の労力がかかることがあるが、同製品によりこの作業を大幅に軽減できるとしている。

 なお現状はひらがな・数字などのみの対応で、漢字のテキスト化には対応していない(同社サンプルを参照)が、今後対応を予定しているとのこと。また、ペンデバイス操作におけるジェスチャー操作は基本的に右利きユーザー用となっているため、左利きユーザーに対応することなども予定されている。

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