佐川急便、ごみが出ないPC専用宅配サービス「佐川パソコン便」を開発

» 2005年07月07日 14時05分 公開
[ITmedia]

 佐川急便は7月7日、再利用可能な梱包材を用いたPC専用の宅配サービス「佐川パソコン便」の開発を発表した。同サービスは、順次国内のPCメーカー各社に導入を働きかけていく予定としている。

photo 専用の梱包素材となる「SAGAWA softair package」が用いられる

 同サービスは、PC修理の際にPCメーカーとユーザーとの間の輸送の間に生じる梱包作業を軽減し、スムーズな修理輸送を可能とするサービス。

 梱包材には、ゴミが一切生じない専用のオリジナル梱包資材を採用。PCの修理依頼が発生した際には同社セールスドライバーが梱包資材を持ってユーザーの自宅へ集荷、その場で梱包を行い、PCメーカーの工場へ配送する。

 修理の完了後には、同梱包材を用いてメーカーからユーザー宅へ配送し、PCを取り出してユーザーに引渡し、梱包材を持ち帰る。これにより、従来はユーザーとメーカーの両者で発生していた梱包資材、および梱包の手間の軽減が可能となっている。

 梱包資材はノートPCからディスプレイ、デスクトップPCまで対応する6種類の大きさを取り揃え、いずれも耐衝撃性の高い空気緩衝材「エアキャリー」が用いられている。

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