今週木曜、秋葉原とつくばを最速45分で結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」が開通し、かつ小泉総理が来たりと、秋葉原駅前がいつもより活気づいた。そしてその翌日となる金曜、ラオックス・ザ・コンピュータ館がリニューアルオープンした。以降数日間に渡りさまざまなキャンペーンを展開していくようだ。この大がかりなリニューアルは、当然TXに続くアキバ再開発地区の目玉であり、来月16日に開店するヨドバシカメラ「マルチメディアAKIBA」対策であることは想像に難くない。
主なポイントは、陳列棚を低くしてフロア全体を見渡せるよう各フロアのレイアウトを大幅に変更したことと、そのフロアで取り扱う構成の変更。「陳列棚の間も両サイドに人がいても余裕で通れるよう、そしてお客さんが買い物をしやすいよう、レイアウトをかなり工夫した」(同社広報IR室 桐生氏)という。
また取り扱う製品の幅も増やした。たとえば以前1階に設けられていた書籍コーナーが最上階の全フロアを使って復活、PCパーツと周辺機器を扱う4階には自作ロボットコーナーなどを設置する。「PCとロボット、双方に興味があるユーザーのために設置しました。今回のリニューアルの目玉です」(同氏)とのこと。
また旧「Macフロア」は、以前までザ・コンピュータ館アウトレットとして営業していた別館を「The Mac Store」としてまるごと移動、同店のMac専門ビル店舗が復活する形となった。従来扱われていたジャンク品については「The Mac Storeの1コーナーで販売する可能性もありますが、今のところ積極的に追加していく方針ではありません」(同氏)という。
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