バッファローは11月16日、耐衝撃ポータブルHDD「HD-PHGU2/UC」シリーズを発表、12月上旬より発売を開始する。
ラインアップは、40Gバイト/シルバーカラーの「HD-PHG40U2/UC」、40Gバイト/ブラックカラーの「HD-PHG40U2/UC-BK」、80Gバイト/シルバーカラーの「HD-PHG40U2/UC-BK」、80Gバイト/ブラックカラーの「HD-PHG80U2/UC-BK」の4モデル。価格は40Gバイトモデルが1万3600円、80Gバイトモデルが2万1000円。
HD-PHGU2/UCシリーズは、衝撃吸収材によるフローティング構造と衝撃を減少させる形状の耐衝撃バンパーボディを採用する、耐衝撃ポータブルHDD。フローリング床を想定した、1メートルの高さからの落下試験(厚さ20ミリ鉄板上に9ミリベニヤ合板を配置した面に、8角/12辺/6面の方向から合計26回実施する試験)をクリアするとしている。
本体にはUSBケーブルを本体に巻き付けて収納できる機構を採用するなど、使い勝手向上のための工夫もなされ、AES256ビット暗号化ソフト「Secure Lock Mobile」やCD/DVDを仮想イメージにし保存可能な仮想CD/DVD機能といったユーティリティツールも搭載される。
なお、PC周辺機器メーカー大手3社の間で最近、耐衝撃HDDにおける落下高度数値の競争が密かに行われている。
2005年2月にロジテックが「LHD-PBC***FU2」シリーズにて70センチ、9月にアイ・オー・データ機器が「HDP-U」シリーズで80センチ、10月にロジテックが「LHD-PBD***U2」シリーズで90センチ、そして今回のバッファロー「HD-PHGU2/UC」シリーズでついに100センチ(1メートル)に達した。各社で落下テストの条件が若干異なっているようだが、どこまで数値が上がるのか、それよりいつまで続けるのかも興味深いところだ。
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