日本でPCパーツベンダーとして知られている台湾企業の多くは、有力なノートPCベンダーでもある。そういう事情からPCパーツベンダーが集まるHall 2では、ノートPCの展示も充実する。しかし、これらPCパーツベンダーブースで見かけたノートPCもさることながら、COMPUTEX TAIPEI 2007でいま最も注目されているノートPCとなると、ASUSがインテルのキーノートスピーチで披露した「Eee PC」だろう。その外観はすでにITmediaでも報じているが、ここでは、もう少し細かい概要を、キーノート直後の会場で撮影して画像を使って紹介しよう。
ASUSはこのノートPCの名称を「Eee PC」と名づけているが、世間的には「199ドルノートPC」という価格でより知られているようだ。インテルのキーノートに登場したASUSのChairman兼CEOのジョニー・シー氏の説明では、Eee PCの重さは900グラム程度とされている。もちろん、価格は199ドル。データストレージとして2GバイトのSSDを搭載するとしているが、関係者によると、4〜16GバイトのSSDの搭載も検討されているという(その場合、価格は199ドルから大きく超えることになるが)。
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