Office Mac 2008、ホームパッケージは150ドルから

» 2007年09月25日 16時46分 公開
[ITmedia]

 米MicrosoftのMac事業部であるMacintosh Business Unit(MacBU)は9月24日、Mac用オフィススイートの次期バージョン「Microsoft Office 2008 for Mac」の製品構成と価格を発表した。

 「Microsoft Office 2008 for Mac」のパッケージは同名の標準パッケージを含む3種類。Excel、Word、PowerPoint、Entourageのアプリケーション新版はそのすべてに含まれる。

 「Office 2008 for Mac Home and Student Edition」ではMicrosoft Exchange Serverと自動ワークフローがサポートされない。家庭、学校向けに3ライセンスが利用可能となっている。

 「Office 2008 for Mac Special Media Edition」では、新しいアプリケーションとしてメディア管理ソフトのExpression Mediaが追加されている。

 Expression MediaはExpressionファミリーの1つで、これまではWindows版のみだった。このアプリケーションはMicrosoft Exchange Server、Automatorをサポートしている。

 Intel Macで動作しなくなったPCエミュレーションソフトのVirtual PCを含む「Professional Edition」は今回からなくなった。

 Office 2008は全アプリケーションがOpen XMLに対応し、PowerPCとIntelの両プロセッサに最適化されたユニバーサルバイナリとなっている。言語は日本語、英語のほか、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、スウェーデン語、(デンマーク、フィンランド、ノルウェーを含む)ノルディック語に対応する。

 米国では2008年1月15日に発売。そのほかの地域では2008年第1四半期の発売が予定されている。

 価格は、「Microsoft Office 2008 for Mac」が399.95ドル。「Microsoft Office 2008 for Mac Home and Student Edition」が149.95ドル。「Microsoft Office 2008 for Mac Special Media Edition」は499.95ドル。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月16日 更新
  1. 使って分かったM4チップ搭載「iPad Pro」のパワフルさ 処理性能とApple Pencil Pro/Ultra Retina XDRディスプレイ/新Magic Keyboardを冷静に評価する (2024年05月14日)
  2. 新型「iPad Pro」が見せる未来の夢と「iPad Air」が見せたバランス感覚 実機を試して分かったiPad購入ガイド (2024年05月14日)
  3. FMVの富士通クライアントコンピューティングが2種類の周辺機器を発売 「27型ワイド4Kディスプレイ」と「ワイヤレス静音キーボード」 (2024年05月14日)
  4. キヤノンMJ、PCレスでのスキャンやデータ送信も可能なネットワークスキャナー「ScanFront 400II」 (2024年05月14日)
  5. AMDが内蔵グラフィックス非搭載の「Ryzen 7 8700F」など2製品を発表 (2024年05月15日)
  6. ワコムの有機ELペンタブで快適手書きメモライフ! 絵描きではないビジネスパーソンが「Wacom Movink 13」を試したら (2024年05月14日)
  7. Arloブランドの「Essential屋内用カメラ(第2世代)」を試す Ringの屋内カメラとの違いは? (2024年05月15日)
  8. OpenAIが新AIモデル「GPT-4o」を発表 (2024年05月14日)
  9. ASUSが「新しいAI PC」を5月21日午前3時(日本時間)に発表 Snapdragon X搭載? (2024年05月13日)
  10. 「Meta Quest 2/3」にトラベルモードが追加 もう飛行機内でメニューが吹っ飛ばない (2024年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー