ニュース
» 2008年06月05日 06時00分 UPDATE

COMPUTEX TAIPEI 2008:「45」CPUと「45」チップセットで2008年を乗り切れ!──「Intel 4」ローンチイベント (1/2)

インテルは6月4日に、新世代のデスクトップPC向けチップセット「Intel 4」シリーズを発表、COMPUTEX TAIPEI 2008でローンチイベントを行った。

[長浜和也,ITmedia]

スタートは好調です、とアピールするインテル

 インテル上級副社長 兼 アジアパシフィックジェネラルマネージャーのナビン・シェノイ氏は、1年前のCOMPUTEX TAIPEI 2007でも、新しいチップセット「Intel 3」シリーズが発表されたことを取り上げ、Intel 3シリーズが発表されたときには、70以上のベンダーから206モデルの製品がリリースされてビジネスは成功を収めたが、Intel 4シリーズは発表と同時に340モデルにのぼる製品が登場することになっていることを示して、好調なスタートを切ったことをアピールした。

kn_intel4_01.jpg インテル上級副社長 兼 インテルアジアパシフィックジェネラルマネージャーのナビン・シェノイ氏
kn_intel4_02.jpg Intel 3シリーズを上回る340モデルがIntel 4シリーズの発表と同時にリリースされる

 続いて、インテル上級副社長 兼 モビリティグループジェネラルマネージャー、チップセット&グラフィックス担当のエリック・メンサー氏が、Intel 4シリーズの特徴を紹介した。

 まずメンサー氏は、すでに登場しているIntel X48 Expressを紹介、FSB1600MHzの対応、インテルの独自アクセラレーション技術「XMP」で1600MHz駆動を可能にするDDR3のサポート、2基用意されるPCI Express x16 2.0、そして、オーバークロック設定機能「Intel Extreme Tuning」の実装と、「もうそれは知っているよー」と聴衆がいいそうな“既知”のスペックがスライドに並ぶ。

 しかし、次にIntel P45 Expressの特徴が紹介されると、メンサー氏がなぜIntel X48 Expressを先に取り上げたの理由が分かった。メンサー氏が示すIntel P45 Expressの特徴には、「45ナノメートルプロセスCPUへの最適化」、「PCI Express 2.0のサポート」、「ネイティブのPCI Express x8スロットを2基実装 」、「Intel XMP Ready」、「Intel Extreme Tuning」と、Intel X48 Expressに準ずるスペックが並んでいたからだ。

 メンサー氏は、Intel 3シリーズが登場から1年を経て、ハイエンドクラスのスペックがメインストリームのラインアップでも搭載可能になったとアピールし、Intel P45 Expressを組み込んだシステムでIntel Extreme Tuningを使い、FSBを1333MHzから1600MHzにクロックアップするデモを行った。

kn_intel4_03.jpg ローンチイベントで示されたIntel X48 Expressの特徴
kn_intel4_04.jpg 同じく、スライドで紹介されたIntel P45 Expressの特徴

kn_intel4_05.jpg 「パワーユーザーでなくてもオーバークロックができるようになる」とメンサー氏がアピールするオーバークロック設定ツール「Intel Extreme Tuning Utility」
kn_intel4_06.jpg FSBを1333MHzから1600MHzに変更することで、CPUの動作クロックも3GHzから3.6GHzにクロックアップできた

VC-1とH.264のハードウェアデコードに対応するIntel G45 Express

 続いてメンサー氏は、グラフィックスコアを統合したIntel G45 Expressを紹介した。そこで訴求されたのはHD映像を処理するパフォーマンスの高さだ。メンサー氏は、Intel G45 Expressと45ナノプロセスCPUを組み合わせ、さらに「Intel HD Boost」技術を用いることで、HDビデオのエンコード処理が従来の70%ほど速くなるほか、Intel G45 Expressに統合されるビデオプロセッサがH.264/AVC、VC-1、MPEG-2のデコード処理でハードウェアエンジンを利用できること、そして、画像出力のインタフェースとしてHDCPに対応するHDMIのほかに、これから普及が期待されるDisplayPortをサポートすることなどを説明した。

kn_intel4_07.jpg ローンチイベントで紹介されたIntel G45 Expressの特徴では、HDビデオのエンコードやデコード処理における性能向上を訴求する
kn_intel4_08.jpg Intel G45 Expressに統合されるグラフィックスコアの構成。Intel G45 ExpressはDirectX 10にも対応するため、統合型シェーダユニットに準ずる処理が行われる。また、ビデオプロセッサにはVC-1、H.264/AVCのハードウェアデコードエンジンが搭載される

kn_intel4_09.jpgkn_intel4_10.jpg ローンチイベントでは、外付けGPU搭載システムとIntel G45 Express搭載システムとでHDビデオを再生したときの消費電力を比較、GPU搭載システムが95ワットであるのに対して、Intel G45 Expressは52ワットにとどまった

kn_intel4_11.jpg 「消費電力が小さいから、PCのサイズもこんなに小さくできます」
kn_intel4_12.jpg と、メイサー氏はmini-ITXフォームファクタのIntel G45 Express搭載マザーボードを示した

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう