レノボのNetbookがついに日本市場へ──IdeaPad S10e“いきなり”フォトレビュー待っていたよ、レノボ(2/2 ページ)

» 2008年12月03日 14時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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Linuxベースの「Lenovo Quick Start」も導入

 IdeaPad S10eはOSにWindows XP Home Editon(SP3)を導入する。また、そのほかにも、OSを起動しないでWebブラウジングやメディア再生、Skypeが利用できるプラットフォームとして「Lenovo Quick Start」が用意されている。

 これは、電源投入後10秒程度でシェル画面が立ち上がり、Webブラウザ、音楽再生、静止画再生、チャット、Skypeが使える環境を提供する、DeviceVMが開発したLinuxベースの「Splashtop」で、ASUSのマザーボードでもフラッシュメモリで提供されている。ここでは、主なユーティリティのトップ画面を紹介しておこう。

Lenovo Quick Startのトップ画面。利用できる機能を示すアイコンが並ぶ(写真=左)。電源ボタンを押して10秒程度でこの画面が表示されるほか、簡単な電力管理の設定も行える(写真=右)

利用できる機能にはWebブラウザ、音楽を再生するMusic Player、静止画を再生するPhoto Managerのほか、チャットソフトとSkypeが用意されている

評価機で確認されたデバイスマネージャーの情報。実際に出荷されるIdeaPad S10eでは構成が異なる可能性もあるので注意してほしい

IdeaPad S10e 主要スペック
ボディカラー 白(4068AGJ)、ブルー(4068AHJ)、ピンク(4068AJJ)、
CPU Atom N270
メモリ 1Gバイト
HDD 160Gバイト/5400rpm
SSD なし
ディスプレイ 10.1型ワイド
重さ 1.38キロ
バッテリー駆動時間 5.3時間(6セル)
サイズ 250(幅)×196(奥行き)×22〜36(厚さ)ミリ
OS Windows XP Home Edition(SP3)
無線LAN IEEE 802.11b/g
Bluetooth あり
内蔵カメラ あり
価格 5万4800円
出荷開始 4068AGJは12月6日、4068AHJと4068AJJは2009年春予定

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