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» 2012年01月24日 16時30分 UPDATE

ちょっと気になる入力デバイス:持ち運べる本格派トラックボール――「Orbit Wireless Mobile Trackball」を試す (1/2)

ユーザーに身近なキーボードとマウスは、星の数ほど発売されている。その中から、気になる一品を360度チェックする本連載。今回はケンジントン製トラックボールの新製品を紹介する。

[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

トラックボールの“老舗”ケンジントンの新製品

photo Orbit Wireless Mobile Trackballのパッケージ

 昨今、PCのポインティングデバイスとしてトラックボールを使う人はほとんどいないかもしれない。スマートフォンやタブレット端末では小さなトラックボールを採用する製品はたまに見かけるが、トラックボールのことなど忘れている人も多そうだ。

 だが、そんなトラックボールにもさまざまなメリットがある。操作に場所を取らないので書類などが散乱した机の上でも使えるし、腕を動かさなくてもいいのである意味疲れにくい。今も熱狂的なファンが多いのだ。

 トラックボールを扱うメーカーは今やロジクールかケンジントンぐらい。その“老舗”ケンジントンが小型のトラックボールを2011年10月に発売した。今回はその「Orbit Wireless Mobile Trackball」を取り上げる。

持ち運びに対応する小型トラックボール

photo 「Orbit Wireless Mobile Trackball」。黒のボディに暗めのオレンジのボールという、シンプルかつ上品なデザインだ

 Orbit Wireless Mobile Trackballは、2.4GHz帯無線に対応したワイヤレストラックボールだ。同社製の従来モデルと比べると、ボディは小さく軽い(ビリヤードのボールは流用できない)。本体サイズは87(幅)×110(奥行)×40(高さ)ミリ、重量は154グラム(電池含む、実測値)とノートPCと一緒に持ち運んでも苦にならない大きさとなっている。

 ボディは左右対称で、トラックボールは前方の中央に備わる。ボールの周りにタッチスクロールリングを装備し、左右の側面にはクリックボタンを搭載する。クリックボタンは幅が57ミリと大きめだ。左右対称であるため、右手左手を選ばずに使え、クリックボタンの割り当ても専用ドライバをダウンロードして行える。

photophoto ボディは左右対称でボールは中央にある(写真=左)。ケンジントンのロゴは後ろにある(写真=右)
photophoto 左右の側面にはクリックボタンを搭載する。クリックボタンは幅が57ミリとなかなか大きい

 本体サイズが小さいため、ボールの大きさも直径32ミリとほかの製品と比べて小さい(他製品の場合、40ミリか55ミリのボールを採用している)。ボールは製品を逆さにしても落ちないが、裏面に開いている穴から押し出せば取り外せる。ボールを外すと、中に光学式のセンサー、そして左右と正面に支持球が確認できる。

photophoto 中央のボールは裏面に開いている穴から押し出せば取り外せる(写真=左)。裏面には、電源スイッチと単三形乾電池2本を入れるスペースがある(写真=右)

 このほか、天面には電池の残量が少なくなると光るバッテリーインジケーター、裏面には、電源スイッチと単3形乾電池2本を入れるスペースがある。バッテリーのそばにはUSBレシーバの収納ポケットも用意する。レシーバは14(幅)×18.5(奥行き)×5(高さ)ミリの小型サイズで、PCに接続しても8ミリほどしか出っ張らない。

photophoto ボールは従来モデルより小さく直径は32ミリ(写真=左)。乾電池を入れるスペースのそばにUSBレシーバーを収納するポケットがある(写真=右)
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