Kobo、新電子書籍リーダー「Kobo Mini」「Kobo Glo」「Kobo Arc」発表

» 2012年09月06日 16時32分 公開
[ITmedia]

 楽天の子会社であるカナダのKoboは9月6日、電子書籍リーダー「Kobo Mini」「Kobo Glo」「Kobo Arc」の3モデルを発表した。同日よりKobo Gloの予約受付をカナダや米国などで開始。新モデルは10月1日から世界各地で順次販売していく(Kobo Arcは11月から販売)。日本市場での展開に関しては、「決定次第、別途ご連絡させて頂きます」としている。

photophoto Kobo Glo

 予約が始まったKobo Gloは、フロントライト搭載の6インチE Inkディスプレイを採用し、重さは185グラム。ライトの明るさを調節でき、目に優しいのが特長。画面に表示される文字のフォントをカスタマイズできるほか、「個人の好みに応じて調整ができるページめくり機能」を搭載し、使い勝手を高めているという。Wi-Fi機能を使って「kobo イーブックストア」にアクセスし、コンテンツを購入できる。価格は129.99ドル。

photophoto Kobo Mini

 Kobo Miniは、E Ink搭載電子書籍リーダーとして「世界最小かつ最軽量」(同社リリースより)のボディが特長。ディスプレイは5インチ、サイズは101.6×133.1×10.3ミリ、重さは134グラム。ポケットにも収まるコンパクトなボディに、約1000冊の書籍を保存できる。価格は79.99ドル。

photophoto Kobo Arc

 Kobo Arcは、Android 4.0を搭載したタブレット端末。書籍だけでなく、映画、テレビ、音楽、Webサイトなど、さまざまなメディアの視聴に対応するほか、Google Playを通じてさまざまなアプリを楽しめる。1600万色の表示に対応した7インチディスプレイ、SRS TruMedia対応スピーカー、内蔵マイク、130万画素のカメラを搭載した。ソフトウェア面では、Koboが開発したインタフェース「Tapestries」を採用しているのが特長。Tapestriesは、高度な学習機能によりユーザーに適したコンテンツ情報を提供するという。1回の充電で最大10時間駆動し、2週間のスタンバイも可能。価格は8Gバイトモデルが199.99ドル、16Gバイトモデルが249.99ドル。

photo Koboファミリー。左からKobo Mini、Kobo Glo、Kobo Touch、Kobo Arc」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー