PC USER Pro

エプソン、投写画面にペンで書き込める壁掛けプロジェクターなど3機種会議や授業の新スタイルを提案(1/2 ページ)

» 2012年12月12日 00時00分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

 エプソンは12月11日、オフィスや教育現場での使用を想定した超短焦点のプロジェクターを発表した。ラインアップは、オフィス向けの「EB-1410WT」と電子黒板機能を備える「EB-436WT」「EB-426WT」の3機種だ。

 EB-1410WTは2013年1月17日、EB-436WTとEB-426WTは2013年1月24日に発売する。価格はオープン。想定実売価格はEB-1410WTが29万9980円前後(税込み、以下同)、EB-436WTが20万9980円前後、17万9980円前後。

プロジェクター新機種の主な仕様
製品名 解像度 明るさ コントラスト比 倍率(ズーム) フォーカス 重量 想定実売価格
EB-1410WT 1280×800 3100ルーメン 3000:1 1.35(デジタル) 手動 5.6キロ 29万9980円
EB-436WT 1280×800 3000ルーメン 3000:1 1.35(デジタル) 手動 4.1キロ 20万9980円
EB-426WT 1280×800 2500ルーメン 3000:1 1.35(デジタル) 手動 3.9キロ 17万9980円

会議向けの機能を多数備えたプロジェクターが登場

photo 壁掛け可能な超短焦点プロジェクター「EB-1410WT」

 EB-1410WTは、会議やプレゼンテーションで役に立つ機能を数多く備え、オフィスでの利用に向く壁掛け式のプロジェクターだ。2011年に発表した「EB-485WT」と同様に、投写面の前に立ってもまぶしくなく、人影などで投写面が隠れないというメリットを持つ。壁掛け以外にも、机やテーブルをスクリーンにできるテーブル投写に対応する。

 本製品には電子ペンが2本付属しており、PCとプロジェクタをUSB接続すると、ペンを使って投写面への書き込みやデータ編集、マウス操作などを行える「PCインタラクティブ機能」を搭載する。付属の無線LANアダプタを使えば、無線接続も可能だ。ドライバのインストールや解像度調整、キャリブレーションも自動で行う(Macの場合は、付属のドライバが必要)。

photophoto 壁掛けだけではなく(写真=左)、縦に置いてテーブルに投写することも可能だ(写真=右)。

 Microsoft Officeのインク機能と連携しており、PowerPointやExcelの描画ツールも利用可能だ。データに書き込んだ情報をPPTX、XLSX、DOCX形式で保存できる。ユーザー側がテレビ会議環境を用意すれば、離れた場所でも、お互いの画面を確認しつつ、相互に書き込みが行え、リアルタイムで相手の画面に反映される。

 このほか、PCからの映像入力がなくとも、電源を入れるだけで、投写面に電子ペンで文字や図を書き込める「ホワイトボード機能」も備えた。プリンタや複合機(同社の製品に限る)との連携にも対応し、紙資料のスキャンデータをプロジェクターに無線LAN経由で転送したり、電子ペンで書き込んだデータをその場で印刷することも可能だ。

 PCレスでサーバやUSBメモリとのデータのやりとりや、データのメール送信も行えるほか、スマートデバイスとプロジェクターを無線LANで接続するアプリ「Epson iProjection」(Android用とiOS用両方を用意)を使い、スマートフォンやタブレットから画像を転送できる。

photophotophoto ホワイトボード機能では、スマートフォンから画像を転送し、その画像に書き込むといった操作を行える。写真はホワイトボードにペンで書き込んでいるように見えるが、実際は投写した画像データに直接電子ペンで線を加えている(写真=左)。画面50枚分までデータを保存できる(写真=中央)。電源やツールの切り替えを行えるコントロールパッド。USBポートも備えており、USBメモリを接続すれば、データの保存や読み込みが行える(写真=右)

 映像入力はHDMI、DisplayPort、アナログRGB、コンポジットに対応する。音声入力は3系統のオーディオ入力端子を備え、出力10ワットのモノラルスピーカー。本体サイズは367(幅)×375(奥行き)×155(高さ)ミリで、重量は約5.6キロだ。

 オプションで専用のボード型スクリーンも用意する。ラインアップは、82型のスクリーン「IWS-82VEC」と72型のスクリーン「IWS-72VEC」の2種類で、実売価格はそれぞれ29万9980円前後と24万9980円前後となる見込み。スクリーンとプロジェクターのセット販売も行う。

「超短焦点レンズ」を搭載するデスクトップ型も拡充

photo 超短焦点レンズを搭載する「EB-436WT」

 EB-436WTとEB-426WTは、電子黒板機能を搭載するデスクトップ型の超短焦点プロジェクター。通常の約半分の距離で投写できる超短焦点レンズを搭載し、約83センチの距離でワイド80型の投写が可能だ。教卓の上に置いても、黒板いっぱいに映像を映せる点を訴求する、文教市場向けのモデルとなる。

 縦方向、横方向の台形補正が手軽で行える「ピタッと補正」機能を従来から継承しており、プロジェクターを投写する場所の正面や水平な場所に設置できない場合でも、簡単に画面を調整できる。

 EB-1410WTと同様に、2本の電子ペンが付属し、ペンを用いて投写面上でマウスのクリックやドラッグといったPCの操作が行える(2人同時の操作も可能)。上位モデルのEB-436WTと、下位モデルのEB-426WTは明るさ(それぞれ3000ルーメンと2500ルーメン)が異なるほかは、ほぼスペックは共通する。

 映像入力インタフェースはアナログRGB×2、コンポジット、S-Video、HDMIに対応。本体背面に2系統のオーディオ入力端子を備え、16ワットのモノラルスピーカーを搭載する。本体サイズは345(幅)×300(奥行き)×105(高さ)ミリで、重量は約4.1キロ(EB-436WTの場合。EB-426WTは3.9キロ)だ。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月11日 更新
  1. 睡眠トラッキングの最適解か? サブスク不要のスマートリング「RingConn Gen 2」をFitbitと比べてみた (2026年04月10日)
  2. Core Ultra(シリーズ3)の最高峰「Core Ultra X9 388H」の実力は? ベンチマークテストから見えたこと (2026年04月10日)
  3. JBL、手のひらサイズのポータブルBluetoothスピーカー「JBL GO 5」 夏に向けてワイヤレスマイクシステムも投入予定 (2026年04月09日)
  4. 「Xiaomi Redmi Pad SE 8.7 4G」が20%オフの1万5980円に (2026年04月10日)
  5. 2台のMac StudioをThunderbolt 5で連結! 計128GBメモリ環境と分散推論「exo」でLLMを爆速化してみた (2026年04月08日)
  6. Ryzen 9 8945HX搭載のMini-ITXマザーボード「MINISFORUM BD895i SE」が23%オフの6万7355円に (2026年04月10日)
  7. 日本HPがHyperXブランドのゲーミング新製品を披露 3Dプリンタでカスタムできるアケコンやキーボード、プロeスポーツチーム「FENNEL」との提携も (2026年04月09日)
  8. 128GBの大容量メモリが映像制作とAI環境を変える――「M5 Max MacBook Pro」フルスペック機をプロが実戦投入して分かったこと (2026年04月08日)
  9. Blu-ray難民を救う? アイ・オーとVerbatim、ユーザーの不安を払拭する製品供給の継続を発表 (2026年04月08日)
  10. 「ANAオリジナル タフなビジネスリュック」を試す 収納力もバツグンで鳥肌が立つほどにカッコいい (2026年04月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年