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» 2012年12月22日 13時40分 UPDATE

週末アキバ特価リポート:「今週末が限界かも」――メモリやSSDがまもなく値上がり (1/2)

円の価値が下がると輸入品の値段は高くなる。すでに複数のショップでCPUとメモリ、HDD、SSDの4品目の値上がりの兆しが見えている。

[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

「年末の相場のたたき台は週明けに決まりそう」

og_akibatokka_001.jpg パソコンハウス東映の価格表。金曜日時点でSSDが値上げされていた

 円相場の激しい動きがPCパーツショップの価格表に大きな影響を与えている。週末を待たずに、回転率の高い一部のパーツを値上げするショップが複数あった。

 目立っていたのはCPUとメモリ、HDD、SSDの4品目だ。フェイス秋葉原本店は「最近の円安の動きが激しすぎて、現状維持がどうにも厳しいパーツが出始めています。CPUとSSDはちょうどいま価格表を張り替えました。メモリももうじき値上げせざるを得なくなります。HDDも回転率の高いものは年内に値上げになるかも」と話していた。

 PCパーツの多くは輸入されているため、円安になると仕入れ値は上がる。一時的な小さい値動きなら代理店や店舗が変動分を吸収して現状が維持されるが、今回のような激しい変動があると売価に直接作用する。影響が大きいのは、回転率が高い商品と薄利で売られる商品。前者の典型例がSSDやメモリの売れ筋ライン、後者の典型例がCPUだ。

 ただし、対象製品や値上げのタイミングはショップによってバラバラだ。パソコンハウス東映は「メモリとHDDは今のところ現状維持できていますが、SSDの売れ筋だけは上げざるを得ない状況になりました」と語る。

og_akibatokka_002.jpg SSDとCPUの値上げに踏み切ったフェイス秋葉原本店の価格表

 一方で、PC DIY SHOP FreeTは「CPUはCore i7-3770Kのような売れ筋モデルは1000円程度上がっています。メモリも4Gバイト×2枚セットがまもなくステイしきれなくなると思います」とコメント。取材結果を総合すると、SSDとCPUの主力は値上げ済みか値上げ直前といった店舗が多かった。メモリもアキバ全体で年内に値上げされる可能性が高く、HDDは黄信号といったところだ。

 それでも年末年始は商品の仕入れペースが一旦落ち着くため、激しい値動きも一時的に収まるとみられている。PC DIY SHOP FreeTは「どこのショップも週明けに1回か2回大きな仕入れをして、あとは在庫で年末年始を乗り切るということになると思います。だから、年末年始の相場のたたき台は週明けにおおよそは決まるでしょうね。その後は年明けの通常営業の時期まであまり為替の影響を受けなくなるでしょう」と予想していた。

 年明け以降も値上げが進むかは不透明だが、近々に上記のパーツを買う予定がある人は、現状維持している店舗がまだみられる今週末あたりに狙いを定めるのが得策かもしれない。

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