デルが次に狙うのは“クリエイター”――12万円切りの30型WQXGA液晶「U3014」発表会ワークステーションも個人に販売(1/2 ページ)

» 2013年03月01日 00時00分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

画像編集、映像制作向けの30型ワイド液晶ディスプレイが登場

photo 30型ワイド液晶ディスプレイ「U3014」

 デルは2月28日、30型ワイド液晶ディスプレイ「U3014」を発売した。表示色数が10億7000万色(12ビット内部処理)で、AdobeRGBカバー率99%、sRGBカバー率100%という広色域仕様や、工場出荷時にカラーキャリブレーションを行い、色補正完了証明書が付属するなど、厳密な色管理と運用が必要な写真/映像制作や3DCG、各種デザインのプロフェッショナルやハイアマチュア向けのハイエンドモデルだ。

 主な仕様は、解像度は2560×1600ドット(WQXGA)、応答速度(中間階調域)は6ms、輝度は350カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1(ダイナミックコントラスト比200万:1)、パネルはノングレアのAH-IPSパネルを採用した。視野角は上下/左右ともに178度だ。

 従来モデル(U3011)からバックライトを変更(CCFLからLED)して消費電力を低減。通常消費電力は60ワットとなっている。ハードウェアキャリブレーション機能も備えており、キャリブレーションソフト「Dell Color Calibration Solution」も付属する。

 インタフェースはDVI-D、HDMI、DisplayPort入力、DisplayPort出力(ver 1.2、デイジーチェーンに対応)、Mini DisplayPortを備え、6in1メディアカードスロット、4ポートのUSB 3.0ハブも利用可能だ。

 スタンドは左右各30度のスイベル、90ミリ範囲の昇降、上19度/下3度のチルト調整に対応する。本体サイズは689.7(幅)×201.4(奥行き)×482.7〜572.7(高さ)ミリで、重量は10.84キロ(スタンド、ケーブル含む)。直販価格は11万9980円(税込み)。

photophotophoto U3014の背面に備えたインタフェース(写真=左)。左側面にはUSB 3.0×2(USBハブのダウンストリーム)やメディアカードスロットを備える(写真=中央)。ディスプレイ右下にあるボタンでOSDメニューを開く

 製品発表会では、同社マーケティング統括本部リレーション製品マーケティング本部 ブランドマネージャーの河田浩行氏が製品の説明や、U3014投入の狙いについて説明した。出荷台数ベースでは、デルのディスプレイは日本で最も高いシェアを持っているが(IDC調べ)、「CADやCAMといった3DCG作成用途や、高度な画像編集用途で必要とされるハイエンドなディスプレイ製品のシェアも高い」(河田氏)という。今後は日本でもこうした高性能なディスプレイを拡販する構えだ。

photophotophoto デル マーケティング統括本部リレーション製品マーケティング本部 ブランドマネージャーの河田浩行氏(写真=左)。CADやCAMなどの3DCG、高度な画像編集用途(Graphic Arts)のディスプレイにおいては、世界全体でもデルのシェアは1位という(写真=中央)。デル製ディスプレイのシリーズ体系。U3014はデルのディスプレイでも最上位のデジタルハイエンドシリーズに属する(写真=右)

 発表時期は明言しなかったものの、24型ワイド液晶ディスプレイ「U2413」の投入も予告した。こちらも出荷時にカラーキャリブレーションを行うなど、プロフェッショナル/ハイアマチュア向けの製品になるという。

photophoto デジタルハイエンドシリーズのラインアップ(写真=左)。近日発表予定の24型ワイドモデル「U2413」も発表会で展示された(写真=右)
デル株式会社

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  7. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  8. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年