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» 2013年05月27日 17時00分 UPDATE

ElitePad 900にドコモ/auのLTE内蔵版:LTE内蔵の法人Windowsタブレット、HPが投入──「これまでビジネスに足りなかった機能、すべてそろえた」 (1/2)

日本HPがビジネス向けタブレット戦略をさらに強化。需要が増えつつあるWindows 8法人向けタブレットの本命と位置付ける、“プラチナバンド”対応LTEモジュールを内蔵したビジネスタブレットを投入する。

[岩城俊介,ITmedia]

HP ElitePad 900にドコモ/au対応の独自LTE通信モジュール内蔵モデルを追加

photo HP ElitePad 900 LTEデータ通信モジュール搭載モデル 左:Xi対応モデル、右:au 4G LTE対応モデル

 日本ヒューレット・パッカードは5月27日、LTE通信モジュールを内蔵したWindows 8タブレット「HP ElitePad 900 LTEデータ通信モジュール搭載モデル」を発表、法人市場向けに2013年6月中旬より順次発売する。

 ラインアップはNTTドコモのXiネットワーク対応「HP ElitePad 900 for DOCOMO」(2013年6月下旬発売)とKDDIのau 4G LTEネットワーク対応「HP ElitePad 900 for au」(2013年6月中旬発売)の2シリーズ。それぞれWindows 8 Pro+64GバイトSSD仕様、Windows 8+32GバイトSSD仕様のモデルを用意する。直販サイト「HP Directplus」価格はWindows 8 Proモデルが11万1300円(税込み、以下同)、Windows 8モデルが9万1350円。

 LTE通信モジュールは、HPが日本市場専用にそれぞれを独自開発。特に“プラチナバンド”と呼ばれる800MHz帯での周波数帯域をそれぞれ相互接続試験(IOT)実施済み/認定済みにてサポートする点を大きな特徴とし、「とにかく、つながらなければ業務にならない」とするビジネス利用に向けた仕様に仕立てた。シリーズ別の対応周波数帯域は以下の通り。

  LTE 3G
HP ElitePad 900 for DOCOMO 800MHz、1.5GHz、2GHz W-CDMA:800MHz、2GHz
HP ElitePad 900 for au 800MHz、1.5GHz CDMA2000 1x EV-DO:800MHz、2GHz

 800MHz帯は、高周波数帯域の1.5G/2GHz帯に対し、ルーラルエリア(農山村地域)に強く、建物内などへの浸透率も高い特性を持つ。また、LTEによる高速データ通信、LTEエリア外では3G接続にも切り替わり、シームレスに利用できることを含め「速度と利便性、広エリア・安心感」を両立できることが強みだ。

 SIMロックは施していない(対応規格・周波数帯域に合致すればMVNOなどのSIMカード/通信サービスも利用できるかもしれないが、非サポートという)。「通信事業者(NTTドコモ、KDDI)と相互接続試験を実施し、なにより認定済みであることを推したい。MVNOでの接続テストは行っていないが、もちろん導入を検討する顧客からの要望があれば確認したい」(日本HP プリンティング/パーソナルシステムズ事業統括クライアントソリューション本部の九嶋俊一本部長)

photophotophoto デザイン性、機能に加え、「ビジネスシーンへ導入できること」を軸にした仕様、工夫、施策を盛りこんだ。Xi対応版、au 4G LTE対応版の2シリーズを用意し、特にルーラルエリアをカバーする800MHz帯もしっかりサポートするのが強み。「“単なるLTE対応ではない”ところが、ビジネスシーンへ導入される本機ならではのポイント」(九嶋本部長)
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