「仕入れ値まだ変わらない」――それでも躍る“円高還元”の文字週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

» 2013年06月15日 10時30分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

GeForce GTX 770カードが5000円引き!――ツクモ各店の“円高還元”特価セール

photo TSUKUMO eX.に貼られている「ビデオカード円高還元祭」のPOP

 6月14日から16日の3日間、ツクモ パソコン本店とDOS.Vパソコン館、TSUKUMO eX.で、7メーカーのグラフィックスカードを対象に、表示価格から10%値引きする「ビデオカード円高還元祭」を実施中だ。対象メーカーはASUSTeKとギガバイト、サファイア、ZOTAC、MSI、InnoVision、玄人志向。各ショップの売り場には、エントリーモデルからハイエンドモデルまで「10%引き」の札がずらりと張られている。

 すべての製品が1割引となるため、5〜6万円のGeForce GTX 770カードは5000〜6000円、10万円を超えるGTX TITANカードでは1万円以上値引きされる。TSUKUMO eX.は「これだけ幅広い製品を対象に10%引きするのは結構レアなので、そろそろ買おうかなと思っている人はぜひこの機会を利用してほしいです」と話していた。

 ただし“円高還元”といううたい文句についてはやや懐疑的なコメントも。「円相場は動いていますが、まだ全体の仕入れ値に影響を与える段階ではない気がします。うちの企画担当が、ノリで旬っぽい単語を盛り込んだんじゃないかと。たぶん便乗ですね」という。

 輸入品が多くを占めるPCパーツは、円高になるほど安く、円安になると高くなる。円安傾向が続いたここ半年はあらゆるパーツが値上がりしたが、それに比べれば最近の乱高下はまだ目立った影響を与えていないのが現状だ。某ショップは「上がったり下がったりが続いていたので、いまは業界的にとりあえず価格を据え置く傾向があると思います。加えて、多少の値動きなら代理店や店舗が吸収するので、傍から見るとあまり変動がないように見えるんじゃないでしょうか。まだそれを打破するほどの円高ではないですよ」と話していた。

 もちろん、それでも普段の1割引で買えることに変わりはない。グラボを買うなら今週末がチャンスなのは間違いない。

photophoto TSUKUMO eX. 5階のグラフィックスカードコーナー(写真=左)。少数ながら、GeForce GTX 680/670カードの在庫もまだある(写真=右)
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