高性能NUCケースに「BRIX」……超コンパクトPCを自作するならこの夏だ!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2013年08月05日 11時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「Thunderbolt以外の3タイプに対応します」――Impactics製のファンレスNUCケース

photo Impactics「ICD2NU1_USB」のブラックモデル

 先週オリオスペックで注目を集めていたのは、独Impactics製のNUC用ケース「ICD1NU1_USB」「ICD2NU1_USB」だ。ICD1NU1_USBはCore i3(デュアルHDMIタイプ)とCeleron搭載のNUCマザーに対応し、ICD2NU1_USBはCore i5搭載モデル専用となる。Thunderbolt出力対応のCore i3モデルは非対応となる。標準のボディカラーはシルバーで、ICD2NU1_USBのみブラックも用意する。価格はどちらも1万3800円(税込み、以下同)だ。

 ケース表面がスリットが多数入ったヒートシンクとなっており、TDP25ワットまでのCPUをファンレスで扱える冷却性能を備える。サイズは170(幅)×114(奥行き)×67(高さ)ミリで、重量は1.38キログラム。

 オリオスペックは「ファン搭載のインテル製標準ベアボーンよりもよく冷えます。オーディオ用途などで無音PCを作りたい人に最適なケースでしょう。ずっしりと重く、ケーブルが引っ張られて本体が動いてしまう、といった心配もないので、いろいろな面で実用的だと思いますよ」とプッシュする。

 ちなみに、インテル純正のベアボーンはいずれも116.6(幅)×112(奥行き)×39(高さ)ミリだ。ICD1NU1_USB/ICD2NU1_USBのほうが一回り大きいが、「モバイルするわけではないですし、そこまでコンパクトさにこだわる人は少ないようです」とのことだ。

photophotophoto ICD2NU1_USBの背面(写真=左)。ICD1NU1_USBの上にインテル純正ベアボーンを載せたところ。ICD1NU1_USBのほうが一回り大きい(写真=中央)。CPUの熱を逃す銅板(写真=右)
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月19日 更新
  1. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  2. ノートPCに外付けキーボードを“載せて”使える「タイプスティックス/打ち箸」に新色 (2024年04月18日)
  3. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  4. さらなる高速化を実現! PCI Express 5.0接続SSDの新モデル「Crucial T705」を試して分かったこと (2024年04月18日)
  5. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  6. アイロボットが4万円切りの「水拭き対応ロボット掃除機」を投入 “一家に1台”を目指す (2024年04月17日)
  7. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー