先週オリオスペックで注目を集めていたのは、独Impactics製のNUC用ケース「ICD1NU1_USB」「ICD2NU1_USB」だ。ICD1NU1_USBはCore i3(デュアルHDMIタイプ)とCeleron搭載のNUCマザーに対応し、ICD2NU1_USBはCore i5搭載モデル専用となる。Thunderbolt出力対応のCore i3モデルは非対応となる。標準のボディカラーはシルバーで、ICD2NU1_USBのみブラックも用意する。価格はどちらも1万3800円(税込み、以下同)だ。
ケース表面がスリットが多数入ったヒートシンクとなっており、TDP25ワットまでのCPUをファンレスで扱える冷却性能を備える。サイズは170(幅)×114(奥行き)×67(高さ)ミリで、重量は1.38キログラム。
オリオスペックは「ファン搭載のインテル製標準ベアボーンよりもよく冷えます。オーディオ用途などで無音PCを作りたい人に最適なケースでしょう。ずっしりと重く、ケーブルが引っ張られて本体が動いてしまう、といった心配もないので、いろいろな面で実用的だと思いますよ」とプッシュする。
ちなみに、インテル純正のベアボーンはいずれも116.6(幅)×112(奥行き)×39(高さ)ミリだ。ICD1NU1_USB/ICD2NU1_USBのほうが一回り大きいが、「モバイルするわけではないですし、そこまでコンパクトさにこだわる人は少ないようです」とのことだ。
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