レビュー
» 2013年09月24日 14時00分 UPDATE

Core i7+256GバイトSSD、そして18時間動作:性能もバッテリーも妥協なし! 軽すぎる大画面ノート「Let'snote LX3」を試す(後編) (1/2)

軽さを極めた大画面モバイル「Let'snote LX3」のレビュー後編は、ベンチマークテストで実力をチェックする。Let'snoteシリーズのウリであるバッテリー動作時間も確かめよう。

[池田憲弘(撮影:矢野渉),ITmedia]

“14型ボディで1138グラム”の衝撃

photo 「Let'snote LX3」は、14型ノートPCで世界最軽量(14型液晶ディスプレイを搭載するノートPCにおいて、2013年8月28日現在、同社調べ)のボディを実現。製品発表会では俳優の松田翔太さんが片手で軽々と持ち上げていた

 14型ワイド液晶ディスプレイを搭載しつつ、約1.14キロという超軽量ボディを実現した「Let'snote LX3」。レビュー前編では外観やキーボード、ディスプレイなどをチェックした。後編では、各種ベンチマークテストに加えて、Let'snoteシリーズのウリであるバッテリー動作時間を確かめる。

 レビュー前編ではCore i5+HDDモデル(重量約1.3キロ)を評価に使用したが、今回は最軽量の光学ドライブ非搭載モデル「CF-LX3NEXBR」を入手できた。重量のカタログ値は約1.14キロで、実測では1138グラムだった。

 両者の重量差は約160グラムだが、手にしたときの印象はまったく異なる。Core i5+HDDモデルを初めて触ったときは「めちゃめちゃ軽い!」と驚いたが、光学ドライブ非搭載モデルは、驚きを通り越して「これはモックアップなのか?」と疑うほどの衝撃を受けた。そんなボディが76センチの落下試験や100キロfの加圧振動試験をクリアするのだから、同社の技術を結集させたマシンと感じる。

 今回は光学ドライブモデルとHDDモデルの両方でベンチマークテストを行う。それぞれの構成は以下の通りだ。

Let'snote LX3の主な仕様
型番 CF-LX3NEXBR CF-LX3YEABR
分類 Core i7+SSD/光学ドライブ非搭載モデル Core i5+HDDモデル
CPU Core i7-4500U (1.8GHz/ 最大3GHz) Core i5-4200U (1.6GHz/ 最大2.6GHz)
メモリ 4Gバイト(4Gバイト×1/DDR3-1600)
データストレージ 256GバイトSSD(6Gbps SATA) 500GバイトHDD
液晶ディスプレイ 14型ワイド(1600×900ドット)
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
グラフィックス Intel HD Graphics 4400
無線通信 IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、WiMAX
OS 64ビット版Windows 8 Pro
オフィススイート Office Home and Business 2013
重量(Sバッテリー/Lバッテリー) 約1.14キロ/約1.28キロ 約1.31キロ/約1.45キロ
実売価格 24万円前後 20万円前後

 Let'snote LX3は下位モデルのCF-LX3YEABR以外、ストレージが256GバイトSSDとなる。価格は高くなるが、SSDの容量が256Gバイトなのはうれしいポイントだ。量販店で販売しているSSD搭載モバイルノートはコストの関係上、ストレージ容量が128Gバイトとなっているものが多いが、OSやMicrosoft Officeなどのプリインストールプログラムで自由に使える領域が70G〜80Gバイトしかない。いくつかのプログラムをインストールし、文書/音楽ファイルなどを入れると、空き容量がほぼなくなってしまうこともある。

 注意したいのは、光学ドライブ非搭載モデルはオフィススイートが付属しない点だ。Officeを使うならば別途ソフトを購入するのもいいが、直販限定のマイレッツ倶楽部モデルを購入するのも有力な手だ。Officeの有無のほかに、メモリの増設(8Gバイト)、ストレージ容量の強化(512GバイトSSD)、バッテリーパックの容量も選択できる。

photophotophoto デバイスマネージャで確認した、光学ドライブ非搭載モデル「CF-LX3NEXBR」の構成
photophotophoto デバイスマネージャで確認した、HDD搭載モデル「CF-LX3YEABR」の構成

ビジネス向けモバイルとして最高クラスのパフォーマンス

 それではベンチマークテストを行おう。両者はストレージが異なるので、WindowsエクスペリエンスインデックスのプライマリハードディスクやCrystalDiskMark 3.0.2のスコアは大きな差が出る。評価機のストレージは、SSDが東芝の「THNSNF256GMCS」でHDDがHGSTの「HTS545050A7E380」だった。特にTHNSNF256GMCSはシーケンシャルリードが500Mバイト/秒、シーケンシャルライトが450Mバイト/秒を超えるなど、Serial ATA 6GbpsのSSDとしては高速で満足できる。

photophotophoto Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア。グラフィックスとプライマリハードディスクのスコアに差が出た(写真=左)。CrystalDiskMark 3.0.2で測定したSSD(写真=中央)とHDD(写真=右)のデータ転送速度。東芝製SSD「THNSNF256GMCS」はシーケンシャルリードが500Mバイト/秒を超えるなど高速だ

 ベンチマークテストは、総合的な性能を評価するPCMark 7、PCMark Vantage、3D描画性能をチェックする3DMark Vantageと3DMark、そしてゲーム系のストリートファイターIVベンチマークとモンスターハンターフロンティア ベンチマーク【絆】を実行した。

 PCMark 7、PCMark Vantageはストレージのスコアに合計スコアが大きく影響されるため、光学ドライブ非搭載モデルが有利なテストとなる。一方でグラフィックス性能はあまり変わらないが、SSD搭載モデルは第4世代Core(開発コード名:Haswell)のUシリーズを採用したUltrabook/モバイルノートの中でも、ハイレベルのパフォーマンスを備えており、動作は実に軽快だ。HDDモデルもWebブラウジングや文書/資料作成といったビジネス用途で不満を感じることはないだろう。

photophotophoto PCMark 7(グラフ=左)、PCMark Vantage(グラフ=中央)、3DMark Vantage(グラフ=右)のスコア。ストレージが異なるため、PCMark 7やPCMark Vantageのスコアは大差が付いているが、3DMark Vantageのスコアはそれほど変わらない
photophotophoto 3DMark(グラフ=左)、ストリートファイターIVベンチマーク(グラフ=中央)とモンスターハンターフロンティア ベンチマーク【絆】(グラフ=右)。負荷が高いテストになるとスコアの差が小さくなる
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