世界初! 触れずに操作できる「Leap Motion」内蔵ノートPC――「HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE」2013年PC秋冬モデル

» 2013年10月18日 11時00分 公開
[ITmedia]

フラッグシップの「HP ENVY 17」に次世代インタフェース「Leap Motion」を内蔵

HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、「HP ENVY 17 Notebook PC」シリーズの秋冬モデルとして、「HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE」と「HP ENVY 17-j100」を発表、直販サイト「HP Directplus」を通じて11月中旬より販売を開始する。価格はHP ENVY 17-j100 Leap Motion SEが13万9860円から、HP ENVY 17-j100が9万4710円から。

 最大の目玉は、17.3型ワイド(1920×1080ドット表示)のボディに米Leap Motionの3Dモーションコントローラー「Leap Motion Controller」を内蔵した点だ。天板とパームレストにアルミを採用した高級感のあるデザインや、Beats Audioサウンドシステム(クアッドスピーカー+サブウーファ)などの特徴を引き継ぎつつ、HP ENVY 17-j100 Leap Motion SEは、新たに2つの赤外線3Dカメラを内蔵し、手と指を使った動きで本体に触れずに操作できる。資料によると、内蔵センサーの精度は100分の1ミリの精度で10本の指と両手をキャプチャでき、認識範囲は正面から約150度/高さ25センチとしている。なお、HP ENVY 17-j100 Leap Motion SEには、Leap Motionのアプリストア「Airspace」がインストールされており、対応アプリを入手できる(関連記事:「Leap Motion Controller」の可能性を考えた)。

画面やキーボード/マウスに触れずに操作できる次世代インタフェースを搭載

 基本スペックは、CPUがCore i7-4702MQ(2.2GHz/最大3.2GHz)、メモリが最大16Gバイト(DDR3L 1600MHz)、ストレージが最大2TバイトHDD(mSATA接続の24GバイトSSDを加えたSSDアシストHDDを選択可能)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ/Blu-ray ROM/Bru-ray Disc、グラフィックスがGeForce GT 750M(4Gバイト)という構成だ。2013年夏モデルと比較して、CPUやグラフィックス回りが変更され、SDDアシストHDDとIEEE80211.ac対応無線LANのBTOオプションが新たに加わっている。

 インタフェースは、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×4(うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能付き)、HDMI出力、ヘッドフォン/マイク、ギガビットLANなど。Leap Motionコントローラーのほか、約92万画素のWebカメラや指紋認証センサー、Bluetooth 4.0なども内蔵する。本体サイズは416(幅)×274(奥行き)×29.4〜36.4(高さ)ミリ、重量は約3.5キロ(予定値)。OSは64ビット版のWindows 8.1またはWindows 8.1 Proを選択できる。

 なお、Leap Motionを内蔵しないHP ENVY 17-j100は、夏モデル(HP ENVY 17-j000)の仕様をほぼ引き継いでおり、違いはOSと、SDDアシストHDDおよびIEEE80211.ac対応無線LANのオプションのみ。最小構成時の価格にも変更はない。

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