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» 2014年01月30日 09時30分 UPDATE

祝「G-Tune」10周年:ゲームが快適に楽しめる超お得なコラボモデルを作ってもらうぞ!

G-Tuneの杉澤さーん、最新のPCゲームが快適に遊べるデスクトップPCを(できるだけ安く)作ってー。

[編集G(撮影:矢野渉),ITmedia]

 マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」が2014年1月で10周年を迎えた。同社のサイトでは特設ページを立ち上げ、Core i7-4770+GeForce GTX 760をベースにした100台限定の高性能ゲーミングPCを8万9880円で売り出すなど、超特価セールを実施中だ。また、お得なキャンペーン情報などが届くメールマガジンに登録すると、G-Tune 10周年を記念した購読者向けの「超超超特価モデル」(同サイトより引用)の情報が配信されるとのことなので、できるだけ安く高性能なPCをゲットしたいと考えている人は要チェック。

og_g-tune_001.jpg G-Tuneブランドは1月28日に10歳の誕生日を迎えた。特設サイトではG-Tuneの歴史を振り返る企画や記念特価セールなどを実施中。ちなみにこのバナーをクリックしても特設サイトには飛びません(Tuneちゃんがかわいいので掲載してみただけです)

G-Tune×PC USERコラボモデルを作ってもらうぞ

og_g-tune_002.jpg NEXTGEAR-MICRO

 さて、この10周年記念にあわせてG-TuneとPC USERのコラボモデルを作ってもらえることになった。“G-Tuneのお祝い”ということで、やはりコンセプトはゲーム。しかも最新のPCゲームが快適に楽しめる高性能ゲーミングデスクトップPCだ。

 G-Tune担当の杉澤氏曰く「このメディアコラボ企画は、ASCII.jpさんやGAME Watchさんなども参加しますし、実際に各編集部監修のカスタマイズモデルとして一般販売されるのでがんばってください」と、オブラートに包み切れていない感じの一言があったのだが、ここで例えば、手が届きやすい(つまり数が出やすい)10万円以下のモデルを提案したらせっかくのG-Tuneブランドが泣いてしまう。ゲーマーのためのPCで性能を妥協するのはできれば避けたい……そこで今回は、現実的な価格帯を押さえながら、最新ゲームも余裕でこなせるハイスペックなデスクトップPCを目指すことにした。

 ちなみになぜデスクトップPCなの? というと、非常に個人的なことながら、昨年すでに同社のノートPCを2台も購入しており、正直もうノートPCを購入する余裕がないからである。マウスコンピューターとコラボモデルの企画をやるとなぜか自腹で購入することになるという恐ろしい流れができつつあるので、ここでは保険をかけてデスクトップPCを選んだ(デスクトップだって買う余裕はないですが……)。

og_g-tune_003.jpgog_g-tune_004.jpg 欲望のおもむくままに企画したITちゃんコラボモデルは当然購入(写真=左)。その後企画した13.3型フルHDゲーミングノートPCのコラボモデル「NEXTGEAR-NOTE i410SA1-IT」も結局自腹で購入してしまった(写真=右)

 まず、ベースとして選んだのはMicro ATX対応のミニタワー型デスクトップPC「NEXTGEAR-MICRO」シリーズ。上位の「NEXTGEAR」シリーズや、アビーとコラボしたオリジナルケースを採用する「MASTERPIECE」シリーズと比べると、チップセットが最高でもIntel H87 Expressしか選べないという点はあるものの、今回は“現実的な価格”を目指すという観点からSLIの選択肢を外しているので問題はないはず。

 また、IN-WIN製のこのケースは、G-Tuneのミニタワーラインアップでかなり長く採用され続けていることからも分かるように、ハイスペックなパーツを搭載するゲーミングPCで特に重要となる冷却性や安定性、静音性においても期待できそうだ。

 ケースを具体的に見ていくと、本体前面中央の14センチファンがグラフィックスカードに、その下の8センチファンがストレージに、本体上面の14センチファンからCPU回りに新鮮な空気を送り込み、3方向から効率的に内部を冷却する仕組みになっている。また、左サイドパネルにメッシュ構造の大きな吸気口を設けているのもポイント。

og_g-tune_005.jpgog_g-tune_006.jpg 本体前面、背面。デスク下に置くことを想定してインタフェースは全面上部に集中している。各種メディアカードスロットやUSB 3.0、USB 2.0×2、音声入出力が並ぶ。対応メディアは、SDメモリーカード(SDXC対応)、microSD(SDXC対応)、メモリースティック(Pro Duo/M2)、マルチメディアカード、スマートメディア、CF Type I/IIとほぼ網羅

og_g-tune_007.jpgog_g-tune_008.jpg 左側面にメッシュパネルを大きく配置。内部は空間に余裕があり、メモリの増設、換装などもしやすい

og_g-tune_009.jpgog_g-tune_010.jpg 本体前面に2基のファン、上面にも大型ファンを搭載。前面のメッシュパネルはワンタッチで取り外せる構造で、ホコリの掃除といったメンテナンスも簡単にできる

 もともと、グラフィックスカードの2枚差し(SLIやCrossFire)を想定しているケースだけに、冷却性能に不安はない。前面のメッシュパネルはワンタッチで取り外せる構造になっており、使っていくうちに冷却効果を下げる要因になるホコリも簡単に除去できる。さらに本体底部には制振性の高いインシュレーターが標準で装着され、静音に対する配慮もみられる。NEXTGEAR-MICRO、君に決めた!

og_g-tune_011.jpg NEXTGEAR-MICRO、君に決めた!

 ここからパーツ単位で構成を考えていこう。まず、システムの中心になるCPUは、第4世代のCore i7-4770(3.4GHz/TurboBoost時最大3.9GHz)。4つのコアを持ち、Hyper-Threadingにより8スレッド同時処理が可能な上位クラスのCPUだ。オーバークロックを想定したシステム構成ではないので、今回は無印(型番末尾にKが付かない)のCore i7-4770をチョイスした。

 メモリ容量は少し悩みどころ。NEXTGEAR-MICROのカスタマイズメニューを見ると最低8Gバイトスタートなのだが、メモリモジュール(PC3-12800)が1枚構成のためデュアルチャンネルにならない。容量はもちろん性能面も考えて、ここでは16Gバイト(8Gバイト×2)に増やしている。

og_g-tune_012.jpgog_g-tune_013.jpg CPU-Zの画面。CPUはHaswell世代のCore i7-4770。TurboBoost時にクロックが3.9GHzに達するクアッドコアCPU。ちなみに評価機のメモリはKingston製だった

 次にストレージだが、体感速度の差を考えるとやはりSSDは外せない。はっきり言って1度SSDのスピードを体験してしまうと、もうHDDには戻れないのだ。とはいえ、大容量SSDは価格が高いうえ、容量面でも不安がある。カスタマイズメニューには1Tバイト容量のSamsung 840 EVOも用意されているが、これだけで+6万9930円というのはさすがに、個人的に「買わない」というよりも「買えない」クラスのPCになってしまう。というわけで、ここはシステムドライブを小容量SSD、データドライブを大容量HDDというコスパの高い定番構成とし、120GバイトSSD(Intel 530)+2TバイトHDDの組み合わせを採用した。

og_g-tune_014.jpgog_g-tune_015.jpg ストレージは120GバイトSSDをシステムドライブに、2TバイトHDDをデータドライブとして使う定番構成。なお、評価機のHDDはシーゲイトの「ST2000DM001」

 ゲーミングPCとして最も重要といえるグラフィックスカードは、全体構成とのバランスを考え、ここではGeForce GTX 770(2GバイトGDDR5)を選んでいる。GTX 770はGTX 680と同じ「GK104」ベースのGPUで超ハイエンドではないものの、メモリクロックを7GHz(メモリバス帯域は224.3Gバイト/秒)に引き上げた、ゲーミングPC向けとして十分な性能を持つGPUだ(ちなみに、先日アキバにオープンした“ガチPCゲーマー”向け施設、e-sports SQUARE AKIHABARAも、Core i7-4770+GTX 770で構成したPCを全面採用する)。これより上のGK110コアを採用するGPUだと価格が跳ね上がるので、当初のコンセプトからずれてしまう点も考慮している。なお、評価機にはオリジナルツインファンを採用したZOTAC製グラフィックスカードが搭載されていた。これは動作クロックを1046MHz、Boostクロックを1085MHzに引き上げたOCモデルだ。

og_g-tune_016.jpgog_g-tune_017.jpg グラフィックスカードにはZOTAC製のオリジナルファンを搭載したオーバークロックモデルが採用されていた。映像出力はDVI-I、DVI-D、DisplayPortの3系統。DVI−HDMIの変換コネクタも付属する(写真=左)。電源ユニットは80PLUS GOLD認証の700ワット電源。安定した動作が見込める(写真=右)

 最後の光学ドライブは標準のDVDスーパーマルチのまま変更せず、全体の構成は以下のようになった。

型番 NEXTGEAR-MICRO im540SA5-SP-IT(PC USERコラボモデル)
CPU Core i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz)
チップセット Intel H87 Express
メモリ 16Gバイト(PC3-12800/デュアルチャンネル)
グラフィックス GeForce GTX 770(GDDR5 2Gバイト)
ストレージ 120GバイトSSD+2TバイトHDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
電源ユニット 700ワット
OS 64ビット版Windows 8.1
価格 交渉次第……?

 G-Tuneの名に恥じない高性能な構成を目指しつつも、“廃スペック”にはならない価格帯で手堅くまとめている。仕様から想像できるように、ゲーミングPCとしての性能も申し分ない。以下に簡単なベンチマーク結果を掲載したので参考にしてほしい。なお、ここでは、13.3型フルHDゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i410SA1」と、一部のテストでそのPC USERコラボモデルにあたる「NEXTGEAR-NOTE i410SA1-IT」を比較対象として並べている。

og_g-tune_020.jpgog_g-tune_021.jpgog_g-tune_022.jpg 3DMark

og_g-tune_023.jpgog_g-tune_024.jpgog_g-tune_025.jpg 3DMark 11

og_g-tune_026.jpgog_g-tune_027.jpg PCMark 7(画面=左)とファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果(画面=右)。カスタマイズしたモデルは当然、1920×1080ドットの最高品質でも余裕の1万超え。「非常に快適」の指標だ

 さて、気になる価格だが……ここまで構成を決めてきたコラボモデルに最も近い「NEXTGEAR-MICRO im540SA5-SP」(シルバーカスタム/12万9990円)をベースに、PC USERコラボモデルのスペックへカスタマイズしていくと、最終的な価格は15万9180円。性能面では申し分ないものの、結構いい値段になってしまった。かといって、GPUやストレージは妥協したくない。うーん、困った。でも大丈夫! 杉澤さんならきっとなんとかしてくれる!

 そこで早速、G-Tune担当の杉澤氏に電話をかけたところ――値段交渉の末、なんと14万9940円まで値引きしてくれることになった(試しに「10万円以下で」と頼んだら無言でガチャ切りされたので、即座にリダイヤルし「なんとか15万円以下になりませんか」と泣きつくとしぶしぶ応じてくれました。これがドアインザフェイスか……)。

 というわけで、PCゲームを快適に楽しめる高い性能を実現しつつ、価格とのバランスも考慮した構成で、最終的には杉澤氏という“裏技”も使いながら、「NEXTGEAR-MICRO im540SA5-SP-IT」(PC USERコラボモデル)が完成した。同モデルはG-Tune 10周年記念特設サイトから一般販売されるので、興味を持った方は是非、購入を検討してほしい。お得ですよ。

NEXTGEAR-MICRO im540SA5-SP-ITの販売ページ

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