コタツとみかんと「NEXTGEAR-NOTE i410SA1-IT」で、新生FF14の世界に引きこもる!!冬はゲームの季節です(1/2 ページ)

» 2013年11月26日 15時46分 公開
[編集G,ITmedia]

マウスコンピューターコラボ企画第2弾は、「コタツでPCゲーム」に最適なマシン!!

G-Tuneコラボモデル第2弾「NEXTGEAR-NOTE i410SA1-IT」で新生FF14を堪能する

 冬と言えばゲーム。クリスマスから元旦の初詣とイベントが続くこの季節だが、わざわざ寒い外に出かけるよりも、暖かい部屋に引きこもってどっぷりと仮想世界に浸っているほうが好き――PC USER読者の中にはそんな“同志”の方もいるだろう。

 高い性能を要求する最新のFPSタイトルは、強力なCPUとGPUで固めたデスクトップPCでプレイするほうが有利なことも多い。だが、コタツでだらだらとMMORPGを楽しむというスタイルならノートPCがぴったりだ。

 ここでは“コタツでだらだら派”に向けて、13.3型ワイドボディに強力なGPUを搭載したマウスコンピューターの「NEXTGEAR-NOTE i410SA1-IT」を紹介しよう。このマシンのコンセプトは「いつでもどこでも『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』を楽しめるモバイルゲーミングPC」。コタツ×みかん×MMORPGという“至福の時間”を約束する、G-TuneとPC USER編集部によるコラボPCの第2弾だ。

 ちなみに、第1弾としては人気イラストレーターのrefeia氏が天板デザインを手がけた11.6型ゲーミングノートPC「ITちゃんコラボモデル」を企画している。筆者の欲望のおもむくままに仕上げたマシンだったが、発売後限定30台があっという間に完売するという偉業を成し遂げ、もちろん筆者も1台購入して今は新生FF14をプレイするのに使っている。ITちゃんコラボモデルの素晴らしさは改めて語る必要もないが、気になる人は以下の記事を参照して欲しい。

筆者がメインで使っているノートPC。ITちゃんかわいいよ

 さて、ITちゃんコラボモデルでFF14をプレイしていると、少しだけ残念に思うことがある。まず1つは、一世代前のアーキテクチャである点。2つ目は画面の解像度が1366×768ドットという点だ。前者についてはベースマシンの発売時期を考えると仕方ないし、後者も11.6型のモバイルノートPCとして考えるなら不満とまでは言えない。だが、その後G-Tuneブランドから投入された「NEXTGEAR-NOTE i410」シリーズを見て、なんとも言えない気持ちにさせられたのも事実である。NEXTGEAR-NOTE i410は、いま「こうだったらよかったのに」と感じている部分を完ぺきにカバーしているのだ。

 NEXTGEAR-NOTE i410は、ITちゃんコラボモデルのベースになっている「NEXTGEAR-NOTE i310」よりも一回り大きな13.3型サイズで、Haswell世代のCPUとGeForce GTX 765M(2Gバイト)を内蔵し、さらに1920×1080ドット表示に対応するフルHD液晶を搭載している。NEXTGEAR-NOTE i310の外部GPUは、GeForce GT 650(2Gバイト)だったので、i410は最新かつグレードが上のグラフィックス性能を備え、さらに広い表示領域を持つだけでなく、視野角が広いIPS方式のパネルまで採用している。

 すでに詳細なレビューで紹介しているように、その性能も折り紙付きだ。PCゲームを快適に楽しめるモバイルノートPCを探しているなら、まず真っ先に注目したい製品である(関連レビュー:G-Tune入魂の小型ゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i410」の実力)。筆者は資金面でもう1台購入することはできないが、第1弾で買い逃した人は是非チェックしてほしい。

シルバーモデルをベースにIEEE802.11ac対応無線LANを無償で追加してもらった

 今回のコンセプトにあわせて編集部でチョイスしたのは、性能と価格のバランスがいい、NEXTGEAR-NOTE i410のシルバーモデルをベースにしたもの。ミドルレンジのモデルだが、CPUにクアッドコアのCore i7-4700MQ(2.4GHz/最大3.4GHz)を、GPUにGeForce GTX 765Mを、さらに16Gバイトの大容量メモリを搭載する強力な基本システムに加え、128GバイトSSD(システムドライブ)と1TバイトHDD(データドライブ)を組み合わせたダブルドライブ構成のストレージを採用する。

 液晶ディスプレイは前述の通り、IPS駆動方式のフルHDパネルだ。もちろん、ゲーミングPCらしくノングレア仕様になっているのも見逃せない。また、実際にi410を使ってみて強く感じたのは、キーボードの打ち心地のよさで、強めにタイプしてもしっかりと底を打つ剛性感や、ボディの幅をいっぱいに生かした余裕のあるキーピッチ、さらにキーボードバックライトまで搭載しているのがうれしい。今回はコタツでPCゲームを堪能するモバイルノートというコンセプトだが、本体重量は約2.1キロと十分持ち運べる重さに収まっているので、場所を問わず使えるオールマイティなメインマシンとしても活躍できるはずだ。

NEXTGEAR-NOTE i410のポイントは13.3型ワイドで1920×1080ドット表示に対応した広い表示領域(写真=左)。IPSパネルの広い視野角も目を引く(写真=右)

天板はマット調のしっとりとした手触り。高い性能を予感させる直線を取り入れたシンプルなデザインも好印象だ(写真=左)。剛性感のあるキーボードはバックライトも搭載(写真=右)

 さて、今回のコンセプトに照らすと、正直なところこのベースモデルで過不足はない。ノートPCなので、もともとBTOできる項目が少ないのも原因だが、正直ここからスペックに手を入れる必要はなさそうだ。ただし、それでは製品型番に「-IT」がついたコラボモデルとして少し残念なので、例によってG-Tune担当の杉澤氏を呼び出し、何かお得なグレードアップができないか交渉してみた。ITちゃんコラボモデルと同じように「もう1度オリジナル天板で作ってくれ」としつこく頼んでみたが、今回は残念ながら実現はできず。その代わり、無線LAN機能を無償でIEEE802.11acに変更してくれた。BTOでは+3990円のメニューなので結構お得。今はまだ環境がそろっていない人でも将来的により高速な通信が期待できるのがうれしい。

製品名 NEXTGEAR-NOTE i410SA1-IT
CPU インテル Core i7-4700MQ(2.4GHz/最大3.4GHz)
チップセット Intel HM87 Express
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX765M(GDDR5 2GB)
メモリ DDR3-SODIMM 16GB(PC3 12800×2)
ストレージ 128GB SSD(m-SATA)+1TB HDD(5400rpm)
ディスプレイ 13.3型ワイド(1920×1080ドット)/非光沢
無線 Dual Band Wireless-AC 7260 (IEEE802.11ac/a/b/g/n対応) +Bluetooth V4.0+LE
OS 64ビット版Windows 8.1
価格 13万9860円

 それでは実際に新生FF14をプレイしてみよう。

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
5GHzの衝撃!! AMDファン待望のモンスター級ゲーミングPC「MASTERPIECE a1500BA1」が登場! こだわり派のあなたへ


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