ココが「○」 |
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・6万円を切る価格 |
・映り込みの少ないディスプレイ |
・テンキー付きキーボード |
ココが「×」 |
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・最小構成はメモリが4Gバイト |
・無線LANがIEEE802.11b/g/n |
アキバの老舗PCパーツショップとして知られるツクモのノートPCブランド「eX.computer note」シリーズの中で、いわゆるデスクノートと呼ばれる15.6型ワイド液晶ディスプレイ(1366×768ドット)を搭載したエントリーモデルが「N1500J-300/E」だ。
仕事でバリバリとモバイルPCを使う、あるいは映像編集やゲームをするのでもなければ、たとえ低価格なノートPCでも日常用途には十分すぎる性能を持っている。進学や就職を機に、スマートフォンとは別の“自分だけのPC”が欲しいと考えているのなら、N1500J-300/Eは是非検討したい1台だ。
その魅力は何といってもほぼ6万円で購入できるハードルの低さ。15.6型ワイドサイズの大画面ノートPCが、場合によっては最新のスマートフォンよりも安いのだからいい時代である。もちろん、スペックは値段なりで、CPUはデュアルコアのCore i3-4000M(2.4GHz)、メモリが4Gバイト、HDDが500Gバイト、光学ドライブはDVDスーパーマルチと、エントリーモデルの域は出ないものの、インターネットやメールが主用途ならばなんら問題ない。
15.6型ワイドの液晶を搭載するため、本体サイズは374(幅)×252(奥行き)×14〜25.4(高さ)ミリ、重量は約2.2キロと、昨今主流のUltrabookに比べればやや大きい印象は受けるが、ボディはスリムで野暮ったさはない。外観はブラックを基調として天板とパームレストに細かいパターンと光沢コーティングを施し、電源ボタンに埋め込んだ白色LEDをアクセントにするなど、デザインも上々だ。
インタフェースは、SDメモリーカード(SDXC対応)/MMC/メモリースティック(Pro、Duo対応)のメディアカードスロットを本体前面左寄りに、2基のUSB 3.0とHDMI出力、アナログRGB出力、ギガビットLANを搭載し、右側面にヘッドフォンとマイク、2基のUSB 2.0を並べており、内容、レイアウトともに申し分ない。いまどきのノートPCらしく、液晶上部のWebカメラも内蔵する。
液晶ディスプレイは低価格ノートに珍しい非光沢タイプで、発色はやや浅いものの、映り込みが少ないのはうれしい。見た目の印象では上下の視野角がやや狭いと感じるが、画面の輝度は十分だ(8段階で調整可能)。ボディの幅を生かしたテンキー付きのアイソレーションキーボードもキーピッチに余裕があってタイピングしやすい。総じて価格以上の仕上がりと感じる。
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