Microsoft OneNoteがAndroidタブレットに対応 手描き機能も追加

» 2014年08月20日 10時33分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは8月19日(現地時間)、ノートアプリ「OneNote」のAndroid版をアップデートし、タブレット向けユーザーインタフェース(UI)と手描きなどの新機能を追加した。

 手描き機能はユーザーからのリクエストが最も多い機能だったという。手描きするには、メニューバーの「描画」をタップし、ペンの種類や太さ、色を設定すれば、後はスタイラスまたは指で描画できる。ペーンは4本用意されており、太さや色を変えて使い分けられる。

 note 1 スタイラスなら文字も入力しやすい

 ラインマーカーのようなものもあり、入力済みのテキストや画像上にマーカーを引くことができる。

 note 2 ラインマーカーの色は黄色と水色の2色で太さは変えられない

 Android版OneNoteは2012年の公開以来タブレットでも使えていたが、今回のアップデートでUIがタブレット用に最適化された。左上の[三]をタップするとナビゲーションメニューが表示され、OneDrive上の全ノートを「ノートブック」→「セクション」→「ページ」の階層で俯瞰できるようになった。

 note 3 ナビゲーションメニュー

 この他、文字のフォント、サイズ、色などが設定できるようになり、グリッドを表示できるようになった。

 note 4 フォント設定、グリッド表示

 OneNoteと競合するメモアプリ「Evernote」のAndroid版には3月に手描き機能が追加されている。本稿筆者の体感的には入力のレスポンスはEvernoteの方が速かった。

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