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» 2014年11月17日 11時37分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:“ハイエンドらしさ”を破壊する軽量級GTX 970カードが登場 (1/4)

GeForce GTX 970を搭載しながら、1ファン&17センチの短基板のカード「GV-N970IXOC-4GD」が登場して話題を集めている。低消費電力はこんな恩恵ももたらす。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「小型マシン好きな人に注目されていますね」――好調な短GTX 970カード

 先週の新製品で特に注目を集めていたのは、ギガバイトのグラフィックスカード「GV-N970IXOC-4GD」だ。ハイエンドクラスのGeForce GTX 970を搭載しながら、17センチ長の短基板を採用しているのが特徴となる。価格は4万7000円弱で、入荷後即日で売り切るショップが複数出るほど好調に売れている。

og_akibap_001.jpgog_akibap_002.jpg ギガバイト「GV-N970IXOC-4GD」

 GV-N970IXOC-4GDは、1基のファンを組み込んだ独自クーラーを採用し、リファレンスデザイン(267ミリ)よりも約10センチも短いカード長を実現している。厚みは拡張ブラケット2段分で、背面に3基のDP端子と2基のDVI端子、1基のHDMI端子を並べる。搭載メモリは標準どおりのGDDR5 4Gバイト。ベースクロックは若干のクロックアップを施しており、標準から26MHz高い1076MHz、ブートクロックは38MHz高い1216MHzとなる。補助電源は8ピン1基だ。

 パッケージもエントリーからミドルレンジ級の小ささで、BUY MORE秋葉原本店は「型番をよく見ないとハイエンドとは思えませんよね。従来のミドルレンジ並みの消費電力に抑えたからこその製品でしょう」と唸る。リファレンスデザインのGeForce GTX 970カードは消費電力が145ワットと、GeForce GTX 760(170ワット)よりも低く、クーラーなどを省サイズ化しやすい強みがある。

 その特徴から、小型ケースに組み込むために購入するユーザーが多いと予想されている。パソコンSHOPアークは「最近はmini-ITXケースにメインマシンを組み組む人が多いですから。GV-N970IXOC-4GDならサイズ的にも電力的にも導入しやすいですし、スペックを妥協しないで済むので、人気も納得です」という。

og_akibap_003.jpg パソコンSHOPアークの値札。金額を記入して店頭に並べる前に売り切れたという

 短基板を採用したGeForce GTX 970カードとしては、ZOTACの「ZTGTX97-4GD501」も4万2000円前後で出回っている。こちらはツインファン搭載クーラーを採用しており、カード長は204ミリだ。また、AMD陣営からもRadeon R9 285搭載で171ミリ長の「R9 285 2G GDDR5 ITX COMPACT OC」が、9月にSapphireから売り出されている。価格は3万6000円前後。ハイエンド級=長大カードという条件は崩れてきている。

og_akibap_004.jpg BUY MORE秋葉原本店で撮影した、ZOTAC「ZTGTX97-4GD501」のPOP

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