11月23〜24日に東京ビッグサイトで行われたMaker Faire Tokyo 2014は、新しい「ものづくり」を提案する“仲間”が集うイベントだ。“仲間”には、国内外の有名企業がいれば、大学の研究室、そして、個人事業主やサークル、個人といったさまざまなレベルで参加しており、ユニークな発想で生み出した興味深い“作品”を展示している。
そのMaker Faire Tokyo 2014に参加したインテルがEdisonをテーマにしたワークショップを主催した。SDメモリーカードサイズの基板にインテルアーキテクチャのPCを実装したEdisonを使って“動くおもちゃ”を作れるという。これは参加したい!
しかし、当然ながら参加できる人数には限りがある。ワークショップ1回に参加できるのは6名までで、23日と24日のそれぞれで6回予定しているから、参加できるのは期間通しても72人まで。
その少ない席を得るべく、23日は開場の2時間前の10時に会場に到着した……、が、すでに入場待ちの列ができていた。その後、会場時間が迫るにつれて列は順調に伸び続け、開場前には4列ほどに増殖。11時30分過ぎにインテルのスタッフがボード片手に整理券を配布し始めたが、なんと私の前で整理券は配布終了となってしまったのだ。
ちなみに列の先頭グループは6時台に到着したという。一回目のワークショップ参加者も7時台には到着していたとのこと。ナンテコッタイ! 24日も行かないとダメか?(ダメです)
そのインテルブースでも、「Edison」を利用した“作品”も多数展示していた。この中には、10月18〜19日にかけて行われた「Edisonハッカソン」で表彰された「Aishintel(愛しィンテル)@田’s」「クライマックスカメラ@ホームランズ」をはじめとする国内外のMakerによる11点も含まれている。
作品の中には、Edisonハッカソンの選考時点から改良を加えているものあり、愛しィンテルも当初1ビット通信(モールス信号)だったのを6ビット通信へと拡大することで点字に対応した。クライマックスカメラは、カメラの種類を3種類(1つは動画対応)とこちらも進歩している。
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