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» 2015年01月05日 18時00分 UPDATE

2015 CES:CES Unveiledに集まった“見た目で勝負”な注目製品 (1/2)

CESの“実質的”スタートイベントとなるCES Unveiled。時代の勢いを反映した展示製品が多数登場する中、個性重視で気になるブースを取り上げてみた。

[長浜和也,ITmedia]

 2015 International CESの公式イベント「CES Unveiled」が1月4日(現地時間)に行われた。このイベントは、その年のInternational CESで、注目したい展示が集まる「予告編」という位置づけになる。

 2015年のCES Unveiledでは、ヘルスケアに関連したウェアラブル活動量計や、IoTに関連した組み込みタイプの家庭用ネットワーク接続センサー、そして、空撮に使えるドローン(無線操縦複発回転翼機)などの展示が多い一方で、この数年にわたって、未発表モデルのThinkシリーズを公開してきたLenovoが参加を取りやめている。

ジャイロ内蔵の超小型カメラに変身「INSPIRE 1」用カメラ“手持ち”マウント

 大型の空撮用回転翼ドローンを展示していたDJIは、会場でドローンのデモ飛行で来場者を集めていたが、それ以上に「おお、これ欲しい」となった展示が、ドローンの「INSPIRE 1」で使っているカメラマウントを手持ち用にしたモデルだ。

kn_unveiled_04.jpgkn_unveiled_05.jpg 回転翼ドローン各種をそろえ、大型機のデモ飛行に来場者が集まっていたDJIのブース

kn_unveiled_06.jpg そこで、さりげなく展示していたのがクアッドコプタードローン「INSPIRE 1」で使っているカメラマウントを手持ちにしたモデルだ。このサイズでジャイロを内蔵してカメラの姿勢を安定させている

 このINSPIRE 1用カメラ“手持ち”マウントは、片手で持てる小型軽量のボディに、ジャイロを内蔵してカメラの姿勢を安定させるとともに、無線LANモジュールも内蔵して撮影した画像をリアルタイムでPCやタブレット、スマートフォンに表示できる。

 手持ちマウントにはオプションのスマートフォンホルダを取り付け可能で、CES Unveiledの会場でも取り付けたスマートフォンフォルダにiPhone 5sを取り付けて、撮影ファインダとして使っていた。また、デバイスに専用アプリを導入してカメラ撮影の設定も可能だ。

 INSPIRE 1用カメラ“手持ち”マウントには、カメラのパンとチルトを制御するコントロールボタンを設けていて、ジャイロで安定させたカメラユニットをユーザーの望む方向に向けることができる。なお、本体には取り外し可能なバッテリーを搭載するが、連続稼働時間は70分としている。

 発表は2015年第2四半期の予定だ。実売価格は現在のところ未定で“高くはならない”そうだが、やはり、ジャイロを内蔵するので安くはないという。また、具体的な重さも非公開としている。ただ、実際に持ってみると片手でも重さを感じることはない。手持ちの重さ約300グラムモバイルバッテリーと比べてみてもさほど変わらないように思えた。

kn_unveiled_07.jpg オプションのスマートフォンホルダを使えば、無線LANで接続したスマートフォンの画面でカメラが撮影している画像をリアルタイムでチェックできる

歩いて使う“自走式”ローラースケート「Affix Rollkers」

 「Affix Rollkers」は、ウェアラブルデバイスやIoT関連デバイスとは一線を画した(というか、ITとは関係ないかも……)、“自走式ローラースケート”だ。バッテリーの力で時速7マイルで“歩く”ことができる。

kn_unveiled_08.jpg 「Affix Rollkers」は、自然に歩く動作で利用できる自走式ローラースケートだ

 靴を履いたまま足を載せて使うタイヤの付いた機械という姿は、まさに“自走式ローラースケート”だが、載ったまま足をそろえてじっとしている状態で進むわけではない。

 Affix Rollkersでは、足を載せるプレートをつま先、土踏まず、かかとに分割していて、それぞれが歩く足の動きに合わせてタイヤのある“動力部”から離れるとモーターが止まり、接触するとモーターが動く仕組みになっている。

 このおかげで、歩く動作で足を上げると動力伝達をやめて、足を踏み込むと動力伝達を開始して加速するというサイクルを繰り返し、自然な歩行動作でもスピードを上げることが可能になる。

kn_unveiled_09.jpgkn_unveiled_10.jpg 両足の内側にモーターを搭載して(写真=左)、(写真では取り外しているが)左側にバッテリーを組み込む(写真=右)。動力部と足を載せるプレートの間にボタンがあって、プレートと動力部が接触したタイミングでモーターが回る仕組みになっている

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