1.2キロの薄型ボディに注目の「HP EliteBook Folio 1020 G1」フォトレビュー台数限定キャンペーンならSpecial Editionが13万8000円(1/2 ページ)

» 2015年05月22日 12時00分 公開
[長浜和也ITmedia]

日本でも選べる英語キーボードをチェック

 米ヒューレット・パッカード(以下、HP)が2014年12月に発表した「HP Elite Folio 1020」シリーズは、日本HPでもすぐに日本市場向けのモデルとして「HP EliteBook Folio 1020 G1」(以下、Folio 1020)と「HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition」(以下、Folio 1020SE)を発表し、2015年5月11日からWebオンラインショップ「HP Directplus」で販売が始まっている。HP Directplusにおけるスタンダードモデルの価格は、税別でFolio 1020が15万9000円から、Folio 1020SEが19万9000円からとなっている。なお、5月11日から1000台限定の発売記念キャンペーンを行っており、税別の最小構成価格がFolio 1020で12万4000円、Folio 1020SEでは13万8000円で購入できる。

 ともに、ディスプレイサイズは12.5型で本体サイズが310(幅)×210(奥行き)×15.7(高さ)ミリ、重さはFolio 1020で約1.2キロ、Folio 1020 SEで約1キロと、薄く軽い。左右側面からみた形状は前に行くにしたがって薄くなる“くさび”型で、シルバーのボディカラーとともにその本体デザインに注目する関係者やユーザーは多い。その注目度の高いFolio 1020の姿をフォトレビューとして紹介する。

15.7ミリの薄いボディを採用する「HP EliteBook Folio 1020 G1」は、12.5型ディスプレイを搭載して本体サイズは310(幅)×210(奥行き)×15.7(高さ)ミリ、重さは約1.2キロ

 Folio 1020SEでは、天板とパームレストパネルにマグネシウムリチウム合金を採用するほか、底面パネルにカーボンファイバーを用いて、軽量で、かつ、堅牢なボディを実現する。Folio 1020でもアルミニウムマグネシウム合金を用いている。日本HPでは、堅牢性の指標として、どちらのモデルも工場出荷時に、落下(高さ76センチから26方向)、振動、衝撃、高圧、高温、高湿度の耐久試験を米軍調達基準「MIL-STD 810G」に相当するレベルで行っていることを訴求している。

ボディの縁と角は丸みを持たせているので携行時には手にフィットする。Folio 1020SEでは、天板にマグネシウムリチウム合金を採用するが、見た目の姿はFolio 1020SEもFolio 1020も変わらない

底面はシステムメモリアクセス用やストレージデバイスアクセス用のカバーも排気用のスリットもない。Folio 1020シリーズはファンレス構造なので騒音もほとんどないとHPは説明している。Folio 1020SEでは底面パネルにカーボンファイバーを用いている

 ディスプレイは、ともに12.5型で解像度はFolio 1020が1920×1080ピクセル、Folio 1020SEは2560×1440ピクセルになる。なお、米国市場ではタッチパネルを組み込んだ構成も用意しているが、日本市場向けでは2015年5月時点においてタッチパネル組み込み構成を用意していない。

 キーボードでは、JIS配列の日本語キーボードのほかに、ASCII配列の英語キーボードも選択できる。どちらも主要キーのピッチは18.7(縦)×18.7(横)ミリで、ストロークは1.5〜1.7ミリを確保している。日本語キーボードでは、BackSpaceキーとEnterキーのサイズを英語キーボードより大きくし、カーソルキーのレイアウトを「↑」キーだけ段を変えた「逆T字配列」を採用する。

 タッチパッドは タブレットやスマートフォンと同じタッチ操作を再現する「ForcePad」を採用。タッチパッド部分にFeliCa対応 NFCリーダーを組み込んでいる。

フォトレビューで紹介するFolio 1020のディスプレイは解像度が1920×1080ピクセルだが、Folio 1020SEでは、2560×1440ピクセルになる

日本市場向けモデルでもHP Directplusの発注時に英語キーボードを選択できる。ただ、日本語キーボードではカーソルキーのレイアウトやBackspaceキー、Enterキーのサイズを変更して使いやすくしている
HP Directplus -HP公式オンラインストア-

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