「Aspire Switch 10V」は、着脱式で、かつ、ディスプレイを360度開くフリップタイプとしても使える2in1 PCだ。Acerがすでに発表しているAspire Switch 11Vの10.1型ディスプレイ搭載バージョンという位置づけになる。解像度は1920×1200ピクセル。出荷開始は2015年の第3四半期の予定で価格は299ドルの見込みという。CPUには“Cherry Trail”世代のAtom x5シリーズを採用する予定で、OSはWindows 8.1を導入しWindows 10へのアップグレードに対応する。重さは本体だけで600グラム以下、キーボードユニットとセットで1.1キロになる。
Acerの「Iconia One 8 B1-820」は、4月にニューヨークで行ったプライベートイベントで発表した8型ディスプレイ搭載タブレットだ。タッチパネルの検出精度を高めることで、狭小な面積のタップでもタッチ操作ができるようにした「Acer Precision Plus」に対応する。Acerでは、専用のスタイラス「Acer Accurate Stylus」を用意するほか、芯先2ミリ径の鉛筆でも操作できることを紹介するデモをCOMPUTEX TAIPEI 2015で行っていた。
OSはAndroid 5.0を導入し、画面解像度は1280×800ピクセル。クアッドコアのAtomを搭載し、データストレージは16Gバイト、または、32Gバイトを確保する。ボディの厚さは9.5ミリで重さは約355グラム。この状態で約8時間のバッテリー駆動が可能だ。
ASUSTekの「VivoPC VM65N」は、“Skylake”世代のCoreプロセッサー・ファミリーとNVIDIAの外付けグラフィックスコアを実装するハイパフォーマンスな超小型デスクトップPCだ。本体搭載インタフェースには2基のUSB 3.1(コネクタはType-Aを採用)に4基のUSB 3.0、HDMIにDisplayPort、有線LAN、光学S/PDIF、SDメモリーカードスロットを備える。本体サイズは190(幅)×190(幅)×56(高さ)ミリだ。OSはWindows 10を導入する。
「VivoMini UN65H」は、同じく“Skylake”世代のCoreプロセッサー・ファミリーを搭載する超小型デスクトップPCだが、こちらはグラフィックスコアにIris Pro Graphicsを統合した(おそらくTDPが高い)タイプに対応する。ストレージ用インタフェースでは、Serial ATA 6GbpsのほかにM.2も用意して、M.2接続SSDと一緒にSerial ATA 6Gbps対応2.5インチストレージも増設可能だ。そのほかの本体搭載インタフェースでは、4基のUSB 3.0にHDMI、DisplayPort、有線LAN、SDメモリーカードスロットを備える。本体サイズは131(幅)×131(奥行き)×52(高さ)ミリだ。
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