低TDPの新型Core i7/i5とH170/B150マザーが一斉デビュー!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2015年09月07日 11時26分 公開

「Kはまだ品薄ですが」――末尾なしと末尾TのCore i7/i5が登場!

 9月2日、インテルからSkylake世代に属する新CPUが多数登場した。「Core i7-6700/6700T」と「Core i5-6600/6500/6400/6600T/6500T/6400T」の8モデルで、末尾なしのモデルはCPUクーラー同梱のリテールボックス、末尾Tのモデルはバルク品として出回っている。単品売り可能なリテールボックスの価格は順にi7-6700が4万2000円〜4万5000円、i5-6600が3万円弱〜3万2000円弱、i5-6500が2万8000円前後、i5-6400が2万5000円前後。

 入荷状況についてドスパラ パーツ館は「末尾Kモデルはいまだ品薄ですが、今回の新モデル、とくにリテールボックスは初回からわりと潤沢に入っています」と話す。

新たに登場した「Core i7-6700」と「Core i5-6600/6500/6400」

 8月5日に発売された「Core i7-6700K」と「Core i5-6600K」はTDPが81ワットと高めだが、今回登場した末尾なしモデルは一律64ワット、末尾Tモデルは35ワットとなる。低消費電力のSkylakeを待っていたユーザーには朗報といえそうだ。

 パソコンハウス東映は「小型マシンや静音マシンを作るならこのくらいのTDPでないと、幅が作れないですからね。これから伸びてくれればと期待しています」と話していた。

 発売直後の動きは上位モデルのようにはいかないが、今後徐々に売れ行きを伸ばしていくとみるショップが多い。現状で売れ行き好調なモデルに挙げられるのは、Core i5-6600とCore i7-6700だ。TSUKUMO eX.は「末尾Kとの価格差がそれなりにあるのと、TDPが抑えられているのが要因だと思います」と語る。

 なお、CPUと同時に対応チップセットのラインアップも増えている。H170とB150マザーの動向は次のページで解説しよう。

TSUKUMO eX.の第六世代Coreの価格表。金曜日時点では9月2日発売予告のPOPが残っていた

バルク品で出回っている「Core i5-6600T」

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