「東軍のしゃちほこに勝つ!」――エレコムがフラッグシップの無線LANルータを発表歴史は繰り返さない(1/2 ページ)

» 2015年10月27日 20時00分 公開
[山口恵祐ITmedia]

11ac対応で最大1733Mbps対応のフラッグシップ

 エレコムは10月27日、都内で報道陣向けに新製品発表会を開催し、機能と性能を追求した無線LANルータのフラッグシップモデル「GXシリーズ」計3製品を発表した。価格は2万5450円(税別)から、11月より順次発売する。

WRC-2533GXBL 最上位モデルとなる「WRC-2533GXBL」

 発表された「WRC-2533GXBL」「WRC-1900GXBK」「WRC-1267GXBK」は、1.4GHzのデュアルCPUとデュアルコプロセッサを搭載し、最上位モデルとなるWRC-2533GXBLでは、11acで最大1733Mbps(理論値)という従来比で約385%アップの高速通信を実現する。WRC-1900GXBKは11acで最大1300Mbps(理論値)、WRC-1267GXBKは11acで最大867Mbps(理論値)となる。いずれも2.4GHz帯と5GHz帯で独立したハイパワーアンテナを搭載する。

WRC-1900GXBKWRC-1267GXBK WRC-1900GXBK(写真=左)、WRC-1267GXBK(写真=右)。3機種とも外観上の違いはない

 また、遠距離にあるデバイスに狙いを定めて電波を届ける「ビームフォーミング」機能や、アンテナを分割して同時通信することでデバイスを複数接続した際の通信速度低下を抑える「MU-MIMO」機能を搭載。

 さらに通信データから使用中のアプリケーションを解析して優先順位を付けることで、ストリーミングの動画コンテンツのような通信品質が問われるコンテンツなどをバランス良く楽しめる「ストリームブースト」機能などによって、複数人が同時使用する環境で快適な無線LAN通信が利用できるという。

背面 ポート類は背面に備える
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