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» 2015年12月03日 20時45分 UPDATE

変わる、一太郎:一太郎 2016/ATOK 2016発表会リポート (1/2)

一太郎/ATOKの最新版は、表現力を高める豊富な新機能を搭載したほか、長文入力時の疲労度も判定してくれる。

[ITmedia]

 ジャストシステムは12月3日、日本語ワープロソフト「一太郎 2016」および日本語入力システム「ATOK 2016」を発表、2月5日より発売する。価格は一太郎 2016が2万円、ATOK 2016 for Windows[ベーシック」が8000円(ともに税別)。

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 発表会の冒頭に登壇したジャストシステムの福良社長は、「ネット環境や情報端末などユーザーを取り巻く環境がどんどん変化する中で、(一太郎は)人がモノを考え、ドキュメントにして伝えるという、表現としての大切な営みを支援するソフトウェアとして進化していく。来春登場する一太郎 2016も喜んで頂ける出来映えになっている」とアピールした。

og_just_002.jpgog_just_003.jpg ジャストシステム代表取締役社長の福良伴昭氏(写真=左)と、一太郎の開発責任者を務める吉住康弘氏(写真=右)

「モジグラフィ」機能を搭載し、表現力を強化

 一太郎 2016の新機能は、開発責任者を務める吉住氏が説明。最新版では「新しい環境への対応」「表現力の強化」「文章の洗練、効率アップ」の3つをテーマに機能強化を行ったという。

 まず、「新しい環境への対応」では、4K解像度をはじめとする高精細なディスプレイのに合わせて、最適な画面表示になるように最適化。また、普及が進むタブレットや2in1デバイスを意識したタブレットビューワーモードを用意した。このモードではタッチ操作に最適化したシンプルな画面に切り替わるほか、デタッチャブルタイプのキーボードの着脱を自動検知してモードを変更することもできる。このほか、スマートフォンで閲覧しやすいモバイルビューイングアプリをiOSとAndroidで無償公開予定だ。

og_just_004.jpg 高画素密度のディスプレイに最適化

og_just_005.jpg タブレットでの閲覧に適したモードを新搭載

 2つ目の「表現力の強化」は、デザインされたタイトル文字を簡単に作成できるモジグラフィ機能を搭載したのが見どころ。100種類のテンプレートからプレビューで確認しつつ、雑誌や単行本のような凝った表紙を手軽に作ることができる。文字は一文字単位で色や大きさ、配置、透明度などを調整可能だ。また、文書に入れる写真の切り抜きが簡単にできるようになった。

og_just_006.jpg 凝った表紙を手軽に作成できるモジグラフィ機能を搭載

og_just_007.jpg 100種類のテンプレートが用意されるほか、一文字単位での調整も可能

 3つ目の「文章の洗練、効率アップ」では、新たに文書校正支援ツール「Just Right!5 Pro」のエンジンを搭載。校正時の過剰な指摘を抑制し、より快適で精度の高い構成が可能となっている。このほか、余分な改行を削除する「まとめて改行削除」機能や、電子書籍をウィザードに沿って簡単に作成できる「EPUB編集ツールパレット」、大手新聞各社で実際に使われているモトヤ新聞書体2種類が新たに加わっている。

og_just_008.jpg 新聞用レイアウトのテンプレートやモトヤ新聞書体を2書体搭載

 製品ラインアップは、通常版のほか、モトヤフォント(5ファミリー8書体)や精選版日本国語大辞典、同社製の各種ソフトウェアを含むプレミアム版とスーパープレミアム版も用意。スーパープレミアム版には、ブリタニカ国際大百科事典 小項目版2016(13万8000項目収録)や、ブリタニカ・オンライン・ジャパンの利用権が付属する。

og_just_009.jpg 一太郎 2016のラインアップと機能比較
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