あと3週間ほどで2015年が終わろうとしています。早いですねー! そろそろ来年の目標を設定し始める人もいるのではないでしょうか。筆者は今年風邪ばかり引いていたので、来年こそは健康的な1年を送りたいと思っています。
健康的な身体を作る3つの原則は、バランスの良い食事、適度な運動、十分な休養と言われています。当たり前のようにも思えますが、運動音痴、飽きっぽい、面倒くさがりの3拍子揃った超モノグサ人間にとって、この3つを習慣にするのは至難の業(わざ)。
そんな超典型的な三日坊主の筆者ですが、そんなだらしのない人間でも「これなら続けられる!」というApple Watchでの健康管理方法を考えてみました。9月にWatch OS 2がリリースされ、ヘルスケア・フィットネス系アプリの使い勝手もかなり向上しています。来年こそ痩せたい、健康になりたい人はぜひお試しを。
日々のレコーディングはモチベーションとの闘いであり、いかに記録をつけることを習慣化するかが重要です。
Apple Watchで水分摂取量を管理するなら、「WaterMinder 水分補給のお知らせ&記録アプリ」(240円)がカンタン。アプリを起動して、飲んだ量のコップのサイズをタップするだけでログを残すことができます。
健康のためには、1回につきコップ1杯(150〜250ミリリットル)の量を1日6〜8回に分け、計1日1.5リットル〜2リットルの水を飲むのがよいとされています。「WaterMinder」で水を飲むこと、記録を残すこと両方を習慣づけられます。
「1日1万歩歩く」「体重を測る」などいい習慣を育むには、ToDoリストで行動を可視化し、達成度合いを確認することが効果的です。しかし毎回その行動を完了したあと、タスクチェックするのは二度手間ですよね。
そこでToDoリストアプリ「Streaks」(480円)を標準アプリ「ヘルスケア」と連係させて使います。まずiPhoneでタスクを設定し、ヘルスケアアプリ側のデータのアクセスを許可しましょう。
するとヘルスケアアプリと連係させているフィットネス系アプリや、睡眠記録アプリなどのログを、Streaksのタスクに反映させることができます。例えば「1日3キロ走る」とタスクを設定し、「Runtastic」アプリでランニングして記録を残せば、自動的にStreaksのタスクが完了済みになっているというわけです。
「10分間読書する」「ギターを練習」などヘルスケアアプリに対応しないタスクは、Apple Watchから1プレスで「完了」にできます。よい生活習慣のクセをつけるには、モチベーションを保ちつつも面倒な操作を極限まで減らす工夫が大切ですね。
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