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» 2016年01月06日 09時58分 UPDATE

CES 2016:カシオ、カラーとモノクロの2層液晶を採用したAndroid Wear搭載スマートウォッチ「WSD-F10」を発表

カシオが米国で開催中のCES 2016で、Android Wearを搭載するアウトドア向けスマートウォッチを発表した。

[山口恵祐,ITmedia]

 カシオ計算機は5日(米国時間)、ラスベガスで開催中のCES 2016でプレスカンファレンスを開催し、5気圧防水やMIL-STD試験をクリアする耐久性を備えたアウトドア向けのスマートウォッチ「WSD-F10」を発表した。

WSD-F10 「WSD-F10」

 OSにAndroid Wearを搭載し、日の出日の入や呼吸タイミングなどアウトドアに適した情報を表示できるほか、登山用アプリの「YAMAP」や雨雲レーダーアプリの「MYRADER」、さらにランニング向けの「runkeeper」といった、Android Wearアプリと連携できる。

WSD-F10 Android Wearを搭載する
WSD-F10 アウトドアに最適なアプリと連携できる
WSD-F10 アウトドアに最適なアプリと連携できる

 製品のコンセプトは、スタンドアローンで使えながらも、スマートフォンと連携して使い方が広がるというもの。カシオがこれまで手掛けてきた腕時計の技術と、スマートフォンのようなエレクトロニクス技術を融合することで、デジタルならではの表現を目指すという。

WSD-F10 発表会では、往年のカシオ腕時計がスライドに投影されると歓声が上がる場面も。海外でのカシオブランド人気がうかがえた

 本体の特長として、カラーとモノクロの液晶を重ねた2層液晶を搭載している点だ。必要な時だけカラーで表示することで、バッテリー性能の向上を図っている。モノクロ表示のみとなる「タイムピースモード」を選択すれば、バッテリー寿命を1カ月以上に伸ばせるという。本体にはグローブをはめたままでも操作しやすいように、物理ボタンを搭載している。ボタンには好みのアプリをワンタッチで起動できるように設定することも可能だ。

WSD-F10 カラーとモノクロの2層液晶を採用する
WSD-F10 モノクロで時計を表示したところ

 バッテリーは通常使用で1日、ボディ素材は樹脂を採用し、製造は日本で行う。カラーバリエーションは4色だ。

WSD-F10 充電はマグネット式の専用ケーブルで行う
WSD-F10 充電ポート

 本体にはGPSや心拍センサーを内蔵していないが、前者はスマートフォンと連携することでカバーするという。後者は「市場に出回っているスマートウォッチはいざ心拍を計ろうとするとうまくいかなかったり、バッテリーの問題が存在する。技術的問題を解決してから搭載したい」と担当者はコメントしている。

 国内でのメーカー希望小売価格は7万円(税別)で、発売は3月下旬を予定する。

WSD-F10 5気圧防水に対応しながら、内蔵マイクを備える製品は初となる
WSD-F10 オリジナルの文字盤も豊富に用意する
WSD-F10 同社のアウトドアカメラ「Outdoor Recorder EX-FR100」と連携して、ファインダー代わりに利用することも可能だ。この機能はWSD-F10のみ対応で、他メーカーのAndroid Wearでは利用できない

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