グラフィックスカードで話題になっていたのは、GDDR5 3GB版のGeForce GTX 1060を搭載したモデルだ。GIGABYTEからOCモデル「GV-N1060G1 GAMING-3GD」、Palitから標準仕様の「NE51060015F9-1061D」が登場。税込み価格は2万8000円前後と3万1000円前後。
3GB版のGTX 1060は、先行して出回っている6GB版よりもメモリ容量が少ないだけでなく、CUDAコア数も1280個から1152個へと減少している。そのほかのスペックは同じで、メモリバンド幅は192GB/秒、消費電力は120ワットのままだ。
入荷したドスパラ パーツ館は「CUDAコアの数も異なるので、一つ下のGPU扱いになるんじゃないかとも言われていましたね。値ごろ感から人気が出そうですが、6GB版との違いをしっかり説明しないといけないでしょう」と話していた。
他のショップからも「今後6GB版との価格の棲み分けも進むでしょうし、分かりにくいから別名をつけてほしかったですよね。ヒトケタ目が空いているんだし」などのコメントを聞いた。
定番化する見込みは半々との声が多勢だ。「ここからの値下がり次第。2万円台半ばまでいくなら3GB版の存在感はしっかり保てると思いますが、6GB版の安いモデルと価格がクロスしちゃったら霞みまくるでしょう」(同ショップ)。
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