ファミコン中に「死ぬ」って言ったら怒られるのは全然納得いかなかった

» 2016年10月02日 00時00分 公開
[斎藤充博ITmedia]
コンピュータ・メモリーズ

ライター:斎藤充博

斎藤充博

インターネットが大好きで、ウェブ記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。

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連載:コンピュータ・メモリーズ

1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきたガジェットの超個人的な思い出をマンガで振り返ります。



 友達のうちでファミコンをやるときの定番ルール「死んだら交代」。ところが「死ぬ」なんて言葉を使うと、年上の人から怒られてしまいます。

  ゲームの「死の演出」ってシンプルな方が怖いです。夜寝るときに真っ暗な部屋の中で、地獄に落ちたマリオのことを思い出していました。マリオは死んでも次がいるけど、ぼくは死んだら本当にそれで終わりなんだよな……って。

 後年「モータルコンバット」や「サムライスピリッツ」など、死の演出がグロいゲームも出てきましたが、全然恐くないのが不思議でした。ゲームで身体が真っ二つになっても、ギャグみたいなんですよね。

 不思議なのはRPGの「MOTHER」の死の表現です。画面のメッセージは「きぜつしてしまった」なのに、キャラの表示は明らかに幽霊なんですよね。ここまで矛盾していると「死はデリケートな話題なんだな」と子ども心にうっすら気付くわけですが……。

 もう大人になったので、「死ぬ」なんて、子どもが言うのは嫌だな……という気持ちも分かります。でも、当時はやっぱり、どこか納得できなかったんですよね。

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