SSDを取り巻く環境は、年初の値上がり反映された先週よりも厳しくなっている様子だ。TSUKUMO eX.は「為替の影響の値上がりは続いていますが、それとは別にNAND不足からくるコスト増と供給不足が深刻化しています。
チップを自社製造しているメーカーであっても影響を免れなくなっていますね。Samsungの750 EVOシリーズみたいに終息する割安タイプのSSDもいろいろ出てきています」と語る。
為替の影響はある程度の予想と準備ができるが、NAND不足は「先が読めない」との声ばかりだ。パソコンSHOPアークは「全体的に品薄で、人気のあるシリーズはなかなか十分な在庫が確保しにくい状況です」という。また某ショップは「BTO用のSSDも供給不足なので、店舗が同一型番のものをまとめ買いして一気に売り切れるということも起きています。だから普段以上に減りが早い」とも。
こうした状況から、どこのショップからも「欲しいモデルがあったらお早めに」というアドバイスが聞こえてくる。とはいえ、まだ今週末は税込み6000円台で買える240〜256GB級モデルや、同5000円切りの120〜128GB級が見つかる。
例えば、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店はCFD販売の240GBモデル「CSSD-S6O240NCG1Q」が税込み6780円、サムスンの250GBモデル「750 EVO MZ-75250B/IT」が同6980円の特価としている。テクノハウス東映ではPNYの「PHANTOM-1」120GBモデルが同4980円だ。
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