Intelの次世代ハイエンドCPU「CoreX」シリーズに対応する、X299チップセットを搭載したマザーボードが26日から売り出されている。先行するのはMSIとGIGABYTEで、税込み3万5000円前後から7万円弱のエンスーモデルまで計6台。以後、ASUSTeKやASRockなどのラインアップも加わる見込みだ。
CoreXシリーズの予約受付も一部ショップで始まっている。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店では、最上位の「Core i9-7900X」が税込み12万4980円、最下位の「Core i5-7640X」が同3万980円となっている。
ハイエンド系としては2014年8月に登場したX99マザー以来の新プラットフォームということで、各店のPOPにも力が入っているが、発売前の週末の時点ではまだ反響は薄い様子だった。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「何しろ情報が入ってこないんですよね。マザーはまだしもCPUが。性能も見えない部分が多いですし、発売時期も早くて6月? いや7月なら御の字、というレベルです。気にしている人はそれなりに多いとは思いますが、まだ表に出てきていないですね」と話す。
他店も似たような状況のようだ。ドスパラ パーツ館は「新ソケットなのでCPUが来ないと何もできないですから。動き出すのは、CPUの発売時期が確定して、ベンチマーク結果が出回るようになって、それからでしょうね」と淡々としていた。
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