CEATECのレノボブースに謎の「ThinkPad 25」展示台 会期中に正式発表か?

» 2017年10月02日 16時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 10月3日から6日まで、幕張メッセ(千葉市幕張区)で開催される「CEATEC JAPAN 2017」。その会場内のレノボ・ジャパンブースに、「ThinkPad 25」なる謎のThinkPadの展示台が設けられている。

ThinkPad 25の展示台 レノボ・ジャパンブースで発見した「ThinkPad 25」の展示台

 展示台に据え付けられたボードによると、ThinkPad 25は「(ThinkPad)25周年記念の特別モデル」で、「2017年発表」であるという。

 ThinkPadの25周年記念モデルは、6月に米Lenovoがニューヨークで開催したプライベートショーで10月に発表する予定であることが明らかにされた。公式ブログのエントリーによると、“レトロ”なThinkPadは以下のような特徴を持っている。

  • 黒いラバーコーティングが施されている
  • 3つのTrackPointキャップ(クラシック、ソフトドーム、ソフトリム)が付いている
  • 絶滅したキーボード(=7列キーボード)が搭載されている
  • 5000ドル(約56万4000円)しない
Retro ThinkPad: It's Alive 米国Lenovoの公式ブログのエントリー「Retro ThinkPad: It's Alive

 今回、ThinkPad 25の展示台が用意されているということは、CEATEC JAPANの会期中に同モデルの詳細が発表され、実機も展示される可能性もある。続報を待ちたい。


 なお、レノボ・ジャパンブースには現世代のThinkPadに加え、歴代のThinkPadも一部展示されている。また、ThinkPadをはじめとするLenovoのノートPC製品の開発拠点でもある大和事業所(横浜市西区)のバーチャルツアーができるARコンテンツや、Windows Mixed Reality対応のヘッドマウントディスプレイ「Lenovo Explorer VR-2551」の体験展示もある。時間のある人は、ぜひ足を運んでみてほしい。

ThinkPadコーナー レノボ・ジャパンブースのThinkPadコーナー。現行モデルに加えて、初代ThinkPadこと「ThinkPad 700C」など歴代のThinkPadの一部が展示されている
Lenovo Explorer Windows Mixed Reality対応のHMD「Lenovo Explorer VR-2551」も体験可能
YAMATO TOUR VRヘッドセッドで大和事業所を探検できる「YAMATO TOUR」コーナーも

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