Appleがビデオ編集アプリ「Clips」を一新し、11月10日(日本時間)からApp Storeで配信を開始しました。編集画面のレイアウトはよりシンプルに、編集のバリエーションはより豊かになり、映像表現の幅が広がっています。
新しいエフェクトや、ディズニーキャラクターのステッカーなどが追加されたほか、iPhone XのTrueDepthカメラを使ったシーン機能が登場。「どこでもドア」でさまざまな空間に自分が飛び込んだような、まったく新しい映像を残せるようになっています。一足先にiPhone Xで未来のビデオ製作を体験してみました。
iPhone Xだけで使える機能が、今回の目玉である「セルフィーシーン」です。「大都市」や「スケッチブック」、「8ビット」など12種類の背景が用意されており、その世界の中に自分を登場させてビデオを撮ることができます。
ただ背景を合成させるだけではなく、人物には背景のイメージに合わせたエフェクトがリアルタイムでかかります。しかも360度全方位を見渡せるので、本当にその世界に入り込んだような体験が可能。シーンによっては、背景に合わせてサウンドも流れる本格的な仕様です。
シーンには「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に登場するミレニアム・ファルコンと、メガ・デストロイヤーの2種類も用意されているので、スター・ウォーズファンは必見。ファンならずとも、別世界にテレポートしたような新鮮な映像体験に、もはやビデオを作ることすら忘れて楽しんでしまいました。
ちなみに、タイトルを見せたり、シーンを切り替えたりするときに使うポスター機能や、ビデオをデコレーションできるステッカーにも、スター・ウォーズの素材が追加されています。
さらにミッキー&フレンズや、ピクサーのキャラクターたちも発見しました。これらのアイテムは、Clipsのためだけに用意された完全オリジナルデザイン。しかも用意された素材を使ってSNSにアップするのはOKなので、合法的にディズニーキャラをビデオで使える貴重なアプリとなっています。ファンはすぐにダウンロードすべし!
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