2016年の「元年」から3年目となり、ようやくキラーコンテンツが現れ始めてきたVR業界。そのトップ集団として今、国内で注目を集めているのが、VRソーシャルサービスの「VRChat」だ。ユーザー数で見ると、昨年12月より一気に増えて、Steamspyによれば執筆時点で約370万オーナーを誇るという規模に膨れ上がっている。
サービス内容は、バーチャル空間にログインし、声や身振り手振りでコミュニケーションできるというもので、一番の特徴は自分でカスタマイズしたアバターやワールド(空間)を使える点にある。日本では、PANORAでもインタビューした「ねこます」氏のように女の子キャラになりたい人(主に男性)が殺到し、謎のカワイイ天国になっている状況だ。
そんなVRChatの有志によって10日、約20人が集まる国内初(?)のVRChatのオフ会が実施された。今、バーチャル空間で何が起こっているのか。そして、ユーザーは何に魅力を感じてVRゴーグルをかぶるのか。オフ会の場でキーマンをインタビューしたので、3回に分けてお届けしよう。
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