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» 2018年06月14日 15時00分 公開

ゲーマーは光るPCが好き、という勘違い 「NEXTGEAR-MICRO」が新ケースに

G-Tuneの「NEXTGEAR-MICRO」がリニューアル。ゲーマーの意見を取り入れてデザインしたという新ケースは……?

[ITmedia]

 マウスコンピューターは6月14日、ゲーミングPCブランドG-Tuneの「NEXTGEAR-MICRO」を刷新し、新デザインのケースを採用した「NEXTGEAR-MICRO im610」シリーズを発表した。直販価格は8万9800円から(税別)。同日販売を開始している。

「NEXTGEAR-MICRO im610」シリーズ

 プロゲーミングチーム「Team:GODSGARDEN」を通じてさまざまなゲーマーの意見を取り入れた「ゲーマー」のためのケース。外観はブラック基調のシンプルかつフラットなデザインだ。

 同社のアンケート結果によれば、「天板に物を置くか」という質問に8割以上のゲーマーが「置く」と回答。VR用ヘッドマウントディスプレイやヘッドセットなどを置くスペースを確保し、旧ケースにあった天板部の通気口もなくなっている。

 フロントインタフェースにHDMI入力があるのもユニークだ。ゲームの実況配信やVR用途で都度使用する機材を背面に接続するのは煩わしいという声があり、背面のHDMI入力を延長ケーブルで本体内部に通し、前面側に並べている。その一方、リセットスイッチやカードリーダーに対する要望は少なく、これらは省略した。

 ゲーマー向けという言葉から、オーバークロックやLEDを多用した光るPCを連想するが、実は調査結果では「オーバークロックはしない」が85.1%、LEDは好きかという質問には「パワーランプとHDDランプ程度でいい」が70.3%だったという。このため、標準構成はシンプルなデザインとし、オプションで強化ガラスを採用したサイドパネルと光るファンを用意するにとどめた。ちなみに光学ドライブの需要は高く、8割以上は内蔵を望んでいたためこちらもBTOメニューに用意した。

電源とストレージを上部に寄せて配置し、グラフィックスの前方に空間的なスペースを作っている。シンプルが外観に合わせてケーブルも黒で統一されている ※訂正:記事初出時、写真を反転させた状態で掲載していました。おわびして訂正いたします(2018年6月18日19時36分訂正)
BTOオプションで選べるLEDファン。色はG-Tuneのイメージカラーである赤
BTOで2基のフロントファンも追加できる。ケース上は最大5基のファンを搭載できるがBTOでは現時点で3基まで
BTOで選べるガラス製のサイドパネルはフラグシップの「MASTERPIECE」シリーズで選べるものと同じ強化ガラス。見た目だけでなく、着脱しやすい構造のため、メンテナンス性の良さから選ぶ人も多いという

 このようにデザイン面ではゲーマーの意見を積極的に取り入れつつ、排熱設計など高性能なゲーミングPCを支える内部構造は工夫が凝らされている。エアフローは底面から吸気し、背面に排気される構造で、標準では12cmファンの1基だけで排熱がまかなえるという。これは電源ユニットとストレージ(3.5インチと2.5インチベイ)を本体上部に配置し、グラフィックスカード回りの空間に余裕を持たせていることが貢献している。ちなみに右側面にも吸気スリットがあるが、オプションで前面ファンを搭載すると、エアフロー的には排気スリットになる。この他、GeForce GTX 1080 Tiなどの大型カードを搭載も想定して、脱落やゆがみの防止、制振などに効果があるグラフィックスカードホルダーも備えている。

新ケースを解説するG-Tuneの安田氏。底面のフィルターは水洗いが可能

 基本スペックは旧シリーズを引き継ぎ、Core i5-8400(2.8GHz・4GHz)とGeForce GTX 1050、8GBメモリ、1TB HDDを搭載する構成で8万9800円、Core i7-8700K(3.7GHz・4.7GHz)、GeForce GTX 1080 Ti、32GBメモリ、512GB NVMe SSDと2TB HDDを搭載したハイエンド構成で28万9800円となっている(ともに税別)。

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