スマートスピーカーの次に来るのは「スマートディスプレイ」? 5製品のスペックを比較する山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2018年08月25日 06時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 スマートスピーカーの次に来るといわれているのが、音声だけではなく、画面を使って情報を表示することが可能な、ディスプレイ付きのスマートスピーカー、いわゆる「スマートディスプレイ」だ。

 この呼び方は米Googleが提唱したもので、米Amazon.comは今のところこの呼び名を使用していないが、汎用(はんよう)的な呼び名として定着しつつある印象だ。日本でも発売になったAmazonの「Echo Spot」も、カテゴリーとして見た場合、ここに含まれる。

 今回は、現時点で発売済みか、あるいはWebサイト上に詳細な仕様が掲載されているスマートディスプレイ5製品について、共通する特徴、また差別化ポイントとなり得る特徴をチェックし、スマートディスプレイなるジャンルのこれからを読み解いてみよう。やや気が早いが、お付き合いいただきたい。

Smart Display 2018年1月に発売が予告されていたGoogleアシスタント搭載の各社スマートディスプレイが、今夏から続々とデビューしつつある。これはLenovoの「Smart Display 8”」と「Smart Display 10”」(以下の製品画像は全て各メーカーのWebサイトより)

5製品のスペックを比較

 まずは一覧表で比較してみよう。いずれも8月24日時点で、各社サイトで確認できる情報をもとにしている。

Smart Display スマートディスプレイ5製品の比較

 Echo Spotはこの中では唯一国内で発売済の製品で、円形のディスプレイは2.5型と小さく、動画の視聴よりも一般的な情報の表示や動画チャット向けの仕様だ。米国での発売時期は後述の「Echo Show」よりも後だが、3カ月しか違いがないことからも、同時期に開発が進められたとみられる。画面のサイズからも実質的に競合のない、異色の製品だ。

Smart Display Amazonの「Echo Spot」。今回取り上げる5製品の中で唯一、日本国内で販売されている

 Echo Showは今回紹介する中で最も発売日が古く、現時点では世界で最も普及しているスマートディスプレイと言っていいだろう。発売当初はYouTubeを視聴できることを特徴の一つに挙げていたが、その後Googleとの間でひともんちゃくあり、現在はYouTubeの視聴は不可能になっている。スピーカーは画面の下部に配置される。

Smart Display Amazonの「Echo Show」。ホワイトとブラックを用意している

 Lenovoの「Smart Display 8”」および「Smart Display 10”」は、名前からも分かるように、前者が8型、後者が10型のディスプレイを搭載したモデルだ。CPUは同一で、メモリ2GB、ストレージ4GBというスペックは共通なので、実質的に画面サイズが異なるバリエーションとみなしてよいだろう。画面左側にスピーカーを配置しているため、ボディーはかなり横長だが、縦向きに設置することも可能だ。

Smart Display 「Lenovo Smart Display」。メモリ2GB、ストレージ4GBを搭載する

 JBLの「LINK VIEW」は、今回紹介する中では唯一の防水対応(IPX4)だが、同社のスマートスピーカーである「LINK 10」「LINK 20」のようにバッテリーは搭載しないことから、別の部屋に持ち歩いての利用は想定していないようだ。ボディーは楕円形、画面左右にスピーカーを備える構造なので、縦置きは難しそうだ。

Smart Display 「JBL LINK VIEW」。Lenovo Smart Displayと同じGoogleアシスタント搭載のスマートディスプレイだがデザインは大きく異なる
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