小型ベアボーンはShuttleから「SH370R6」と「DX30」が登場している。税込み価格は3万8000円前後と2万2000円前後。
SH370R6はH370チップセットを搭載したキューブ型で、DDR4 DIMMスロットを4基備え、4基のSATAポートと1基のM.2スロットも備える。拡張スロットはPCIe x16とx4が1基ずつ並ぶ。DX30はCeleron J3350をオンボードで搭載した超小型タイプで、DDR3L SO-DIMMスロット2基に、M.2(SATA)スロットとSATAポートを1基ずつ用意している。
入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「ベアボーンといえばDX30やNUCのような超小型タイプが目立っていますが、拡張スロットや光学ドライブベイを備えるキューブ型の需要はいまも根強くあります。Shuttleはキューブ型の定番なので、SH370R6も安定して売れると思います」と話していた。
なお、超小型とキューブ型の中間として、ASRockの「DeskMini」シリーズは別格の人気があるそうだ。現行のDeskMini 310は税込み1万9000円前後。「メモリこそDDR4 SO-DIMMですが、CPUはTDP 65W以下のデスクトップ向けが載せられるということで、ハイスペックでコンパクトなマシンが作りたいという人に支持されています。代えのきかない存在ですよね」(同ショップ)とのこと。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.