「iPhone OS 3.0」でS!メールが利用可能に――ソフトバンク、MMSのサポートを表明

» 2009年06月10日 21時57分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルはこのほど、日本時間6月18日に配信されるiPhone OS の最新版「iPhone OS 3.0」においてMMS(S!メール)送受信をサポートすることを明らかにした。

 iPhoneは現在、電話番号を使って短い文章を送受信するSMSとPOP/SMTPを利用するメールの2種類に対応。米Appleは3月17日(現地時間)に行った報道関係者向けの説明会において、MMSについてはiPhone OS 3.0で対応することを公表していたが、実際にMMSを提供するかどうかは各国の通信キャリアの判断に委ねられていた。

 今回ソフトバンクモバイルがMMS(S!メール)のサポートを表明したことで、iPhone 3GやiPhone 3G Sを使って写真や連絡先、音楽ファイル、現在地情報などをプッシュメールとして送受信できるようになる。なお、MMS(S!メール)の利用はS!ベーシック(i)のサービス内容に含まれるため手続きは不要だという。

 アドレスについてはS!メールと同じく「xxxxx@softbank.ne.jp」が使われる予定。また、iPhone専用として提供されている「xxxxx@i.softbank.jp」とどのように使い分けられるかや、送受信できる最大サイズなどについては、6月18日以降に案内するとしている。

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