電子チラシのプッシュ配信機能を「Shufoo!」が提供、料金は成果連動型に

» 2011年07月28日 22時45分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 凸版印刷は7月27日、自社が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!」において、国内初となる成果連動型のチラシ配信モデル「Shufoo!電子オリコミサービス」を9月に開始すると発表した。チラシデータをPC、モバイル、テレビ等の各デバイスに向けてプッシュ配信する。

 Shufoo!は2001年に開始された、電子チラシポータルサイト。新聞を購読しない「無読層」の主婦から特に支持されているという。現在は郵便番号等から地域を絞り込むか、店舗を指定してブラウザ上でチラシを閲覧するのが基本形で、PC向けには指定地域のチラシを連続表示するデスクトップウィジェットも配布されている。

Photo プッシュ配信されたチラシを仕分ける画面

 新たに開始されるShufoo!電子オリコミサービスは、ユーザーが能動的に閲覧するのではなく、自動的に配信されるプッシュ型サービス「電子チラシお届けサービス」が特徴だ。店舗側がチラシデータを入稿すると、ユーザーのPC、フィーチャーフォンやスマートフォンといったモバイル、テレビに自動配信される。紙媒体では新聞無読層や折り込みエリア圏外に届けることが難しいが、幅広いユーザーに向けて着実に届けられるようになる。

 また、配信されたチラシの閲覧状況を把握し、カウントする「チラシPV」という概念も導入されている。紙媒体の場合は配布する枚数によって料金が決まるが、Shufoo!では実際に閲覧された数によって料金が変動する成果連動型の料金体系を採用し、費用の無駄を省いている。

 実際の料金は、初期費用として1企業あたり1万円の企業登録費と、1店舗あたり500円の店舗登録費が必要だ。月額料金は最低1000円からで、月間100閲覧までは1000円、101閲覧以上は1店舗あたり10円が加算される。上限金額は店舗あたり月額20万円で、閲覧数が多すぎるからといって莫大な費用がかかるわけではない。利用開始時には1企業1回のみ最大3ヶ月無料で利用することも可能だ。

Photo みるとく〜ポン利用イメージ

 閲覧状況は「Shufoo!GISレポート」として企業側に提供される。閲覧ユーザー分布は閲覧ユーザー属性が可視化できるのが特徴だ。また、閲覧したユーザーに向けて当日限り有効なクーポンを発行する「みるとく〜ポンサービス」も同時に開始されるが、この利用状況も効果測定リポートで把握できる。みるとく〜ポンサービスの利用料金は、発券機設置費用が1店舗あたり10万円で、月額費用は1000枚発券までが5万円、1001枚以上については1店舗あたり50円の加算となる。上限金額は月額1000万円だ。

 凸版印刷ではこのサービスで、約18億円の売上を見込んでいる。

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