ネイバージャパンは12月27日、無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」の累計ダウンロード数が1000万件を突破したと発表した。iPhone/Androidアプリの総計で、25日に達成した。
LINEはアプリの利用者同士がインターネットを通じて音声通話やメールを楽しめるスマートフォンアプリ。6月の公開当時はメール機能のみを搭載したアプリだったが、10月に通話機能を追加したところ、ダウンロードが加速した。11月18日からはタレントのベッキーさんを起用したテレビCMを国内で展開し、ダウンロード数の伸びがさらに加速。現在も1週間に約100万ダウンロードのペースで利用者が増加している。
アプリは国内に加え、中東・東アジア地域を中心に世界200カ国で利用されている。ユーザー比率は国内が約40%、海外が約60%で、全ユーザーの約90%が1カ月に1回以上アプリを利用するアクティブユーザーだという。同社は2012年に1億ユーザーの突破を目標に、アジア諸国でのマーケティング展開も進めていくとしている。
2012年1月には音声通話機能の品質向上に加え、ビデオ通話機能の搭載、PC向け、タブレット向けクライアントの提供も予定する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.