Apple、メーカー別世界スマートフォン市場で首位に――Gartner調べ

» 2012年02月16日 09時44分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社Gartnerは2月15日(現地時間)、2011年第4四半期(10〜12月期)の世界携帯電話市場に関する調査結果を発表した。米Appleが、携帯電話市場で3位に、メーカー別スマートフォン市場で首位になった。

 スマートフォンの販売台数は前年同期比増47.3%増の1億4900万台。通年の販売台数は4億7200万台で、携帯電話市場に占める割合は31%になった。

 携帯電話全体の第4四半期の販売台数は前年同期比5.4%増の4億7650万台。通年では前年比11.1%増の18億台だった。

 第4四半期の携帯電話販売台数シェアをメーカー別でみると、前期と変わらぬトップ2社、フィンランドのNokia(23.4%)と韓国のSamsung(19.4%)に続いて、Appleが3位(7.4%)に上昇した。中国のZTEが韓国のLG Electronicsを抜いて4位、前期6位だったカナダのResearch In Motionは7位に落ちた。

 Nokiaは前年同期比でシェアを3.7ポイント落とし、Samsungは1.9ポイント伸ばしており、両社の差は縮まっている。Nokiaは同四半期に米MicrosoftのWindows Phone搭載端末「Lumia 800」を発売しており、シェア回復が見込まれていたが伸び悩んでいるようだ。

10〜12月期の世界携帯電話メーカー別販売シェア(単位:千台)
順位 メーカー名 2011年4Q販売台数 シェア(%) 2010年4Q販売台数 シェア(%)
1 Nokia 111,699.4 23.4 122,278.1 27.1
2 Samsung 92,682.3 19.4 79,168.7 17.5
3 Apple 35,456.0 7.4 16,011.1 3.5
4 ZTE 18,915.1 4.0 9,033.9 2.0
5 LG Electronics 16,938.3 3.6 30,119.1 6.7
6 Huawei 13,966.2 2.9 7,824.0 1.7
7 Research In Motion 13,184.5 2.8 14,762.0 3.3
8 HTC 10,837.4 2.3 8,907.0 2.0
9 Motorola 10,075.3 2.1 10,908.4 2.4
10 Alcatel 9,004.7 1.9 7,997.9 1.8
その他 143,795.8 30.2 145,026.3 32.1
合計 476,554.9 100.0 452,036.5 100.0
(資料:Gartner)

 スマートフォンのOS別販売台数では、米GoogleのAndroidが2010年第4四半期以来の首位を守ったが、シェアは50.9%と初めて過半になった前期より1.6ポイント減った。同四半期にiPhone 4Sを発売したAppleのiOSがSymbianを抜いて2位(シェアは23.8%)。3位のSymbianは前年同期比で20.6ポイントシェアを落とした。Microsoft(OS名は明記されていないが、Windows PhoneとWindows Mobileをまとめたものとみられる)はNokiaのLumia 800が振るわず、前期に続いてシェアを落とした。

 Appleは、第4四半期と通年のスマートフォンのメーカー別シェアで首位だった。通年のAppleのスマートフォン市場におけるシェアは19%だった。

10〜12月期の世界スマートフォンOS別販売シェア(単位:千台)
順位 OS名 2011年4Q販売台数 シェア(%) 2010年4Q販売台数 シェア(%)
1 Android 75,906.1 50.9 30,801.2 30.5
2 iOS 35,456.0 23.8 16,011.1 15.8
3 Symbian 17,458.4 11.7 32,642.1 32.3
4 Research In Motion 13,184.5 8.8 14,762.0 14.6
5 Bada 3,111.3 2.1 2,026.8 2.0
6 Microsoft 2,759.0 1.9 3,419.3 3.4
その他 1,166.5 0.8 1,487.9 1.5
合計 149,041.8 100.0 101,150.3 100.0
(資料:Gartner)

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