Professional Mobile
RSS

ニュース

カタログ、アンケートに“iPadならでは”の付加価値を――五反田電子商事の「ミライタッチQuick」 (1/2)

ビジネス用途のタブレット活用でニーズが高い、カタログとアンケート。この2つのアプリに、“iPadならでは、通信対応ならでは”の機能を盛り込んだのが、五反田電子商事のクラウド型サービス「ミライタッチQuick」だ。

Photo 五反田電子商事 ミライタッチ事業部 部長の原田充氏

 iPadのようなデバイスがビジネスの世界に与えたインパクトを考えるとき、いわゆる「紙資料」や「カタログ」の代替としての用途に加え、従来はノートPCや専用端末などを使ってサービスや情報を提供していた分野でのリプレースも進みつつある点は重要なポイントだ。

 前者であれば、外出する営業スタッフが分厚い商品カタログの代わりに、商品データの入ったタブレットを持ち出すといった用途が思いつく。また、後者の例としては、百貨店の化粧品売り場での「あなたに合ったおすすめ商品の紹介」ツールや、外食チェーンでの注文用端末といったものを、汎用的なタブレットデバイスで置き換えるケースが出てきている。

 タッチ操作に由来するユーザビリティの高さや、ハードウェアとしてのデザインがシンプルで、店舗に置いても違和感がないといった点が導入を後押ししている。もちろん、デバイスとしてのものめずらしさから、集客効果を見込めることもあるだろう。

 実際にビジネス用途でタブレットを導入する際、多くの業種や業界で求められるアプリケーションは、実は「商品カタログ」と「アンケート」だという。五反田電子商事の「ミライタッチQuick」では、この2つの機能をiPad向けのクラウド型システムとして提供している。

Photo 「ミライタッチQuick」のアンケートアプリと商品カタログアプリ

 もともと同社では、ECサイトの構築や運営コンサルティングなどを手がけていた。そのノウハウをベースに、企業がECサイト向けに作りためたコンテンツをiPadに対して効果的に展開するための方法のひとつとしてリリースされたのが、ミライタッチQuickのアプリケーション群だ。

 「カタログ」や「アンケート」といった、企業ニーズの高い機能に絞り込んだアプリケーションを、いずれも初期費用なし、5250円/台の月額料金制(ボリュームディスカウントあり)で利用できる。提供開始から約1年ほどで、のべ100社以上に導入された実績があるという。

ノウハウも共有できる「カタログ」アプリ

 ミライタッチQuickのカタログアプリは、商品画像や動画、PDFファイルに加えて、価格やスペック情報などの、いわゆる商品台帳データをデジタルカタログ化し、iPad上に展開するものだ。個々のカタログ情報はサーバの管理画面で作成や更新が可能となっており、データの一括アップロードも行える。テンプレートとなるカタログの形式は2種。ベースカラーやフォントの変更、ロゴ画像挿入といったデザインのカスタマイズも可能となっている。

 五反田電子商事、ミライタッチ事業部部長の原田充氏は「カタログアプリの強みは、ひとつひとつの商品を見せる用途に特化して作られており、表現力が高い点」だと話す。また、ECサイト構築運営のノウハウに長けた同社ならではの訴求ポイントとしては、「ノウハウフィード」と「タップログ」の2つの機能を挙げる。

sa_gt10.jpgPhoto 「ミライタッチQuick」ファッションカタログ。画像や動画を使って製品を紹介できる

 ノウハウフィードは、各iPadに配布しているカタログデータに対して、現場の担当者がコメントを投稿し、他のユーザーと共有できる機能だ。例えば、チェーン店舗の販売員が販売促進ツールとして、カタログアプリを使っているような場合には、この機能を使って「このページの商品について、顧客からこのような意見が寄せられた」とか、「このような説明をすることで成約に結びついた」といった情報を、他の販売員や本部と共有することが可能になる。もちろん、本部から各販売員への通達を出すといった用途にも利用できる。原田氏は「こうした機能をカタログアプリの一部として提供しているケースはほかにないだろう」と話す。

sa_gt11.jpgPhoto カタログ内に接客中に気付いたことなどをメモできる。メモは他店舗との共有が可能

 また「タップログ」は、実際にカタログアプリが「どの端末で」「どのように利用されたか」についてのログを取得する機能だ。このログデータを分析することにより、例えば「どの営業スタッフや販売員が、カタログアプリをどのように利用しているか」を知って、スタッフ全体の活用スキルの底上げや、カタログ自体の機能改善などに活用できる。

Photo カタログのタップの履歴を分析して経営に生かせる
       1|2 次のページへ

Copyright© 2013 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special
Special

スマートフォン

「Android」「Windows Mobile」「iPhone」の
最新記事をピックアップ

news123.jpg コンテンツ定額サービス「スゴ得コンテンツ」も:
便利な付加サービスをまとめた「ドコモ サービスパック」 5月16日から提供
NTTドコモが、コンテンツ定額サービス「スゴ得コンテンツ」を含む便利なサービスや、安心してスマートフォンを利用できるサービスをまとめた「ドコモ サービスパック」の提供を5月16日から開始する。

契約者数

現在の携帯契約数(3月末)
NTTドコモ 6153万6000
au 3770万9300
ソフトバンク 3247万9600
イー・アクセス 非公開
携帯累計 1億3172万4900
(イー・アクセス除く)
ウィルコムPHS 508万5900
携帯・PHS累計 1億3172万4900
(イー・アクセス除く)
UQコミュニケーションズ 408万4200
Wireless City Plannning 121万6800

Web閲覧端末数/MNP利用状況

Web閲覧端末数(3月末)
iモード/spモード 5097万2400
EZweb/ISNET 2986万6700
Yahoo!ケータイ 2481万8700
EMnet 非公開
累計 1億0607万8300
MNP利用状況(差し引き 3月末)
NTTドコモ −18万5100
au 12万1400
ソフトバンクモバイル 6万3800
イー・アクセス −100(推定)

Pick Up! ホワイトペーパー

  • モバイルデバイス利用の際に考えるべきセキュリティ脅威トップ5とその対策
     タブレットやスマートフォンなどのモバイルデバイスは、数多くの企業で使用されており、その普及は今後も広がっていくだろう。 しかし一方で、セキュリティやコンプライアンス、管理性への対応はもちろん、IT部門としてはモバイルデバイスを使う社員に、企業内のファイ...
  • 「クラウドセキュリティインテリジェンス」が実現した次世代マルウェア対策
     日々高度化するマルウェアに対処するためには、高度な検出/保護テクノロジーをできるだけ早く導入する必要がある。たとえ以前は無害または中立と思われていたファイルであっても、最新の情報および分析に従うと、悪意あるファイルと認識される場合もある。そのため、セ...
  • 無線設計の不具合を見つけ出せ スペアナの進化が視界を広げる
     現代の無線環境には、以前とは比較にならぬほどさまざまな通信方式の多種多様な電波が飛び交っている。設計者にとって未知の電波が、通信を妨げるノイズになる可能性がある。さらに、携帯電話機に代表されるように、機器自体の多機能化も著しい。つまり、1台の小型機器...
  • 無線システムの通信距離を確保する
     無線通信の技術が進化したことにより、その通信に用いられる高周波数(Radio Frequency:RF)の帯域は混雑の度合いを増している。免許を取得することなく利用できるISM(産業/科学/医療)帯などの存在も、こうした状況に拍車をかけている。  現在は、より多くの種類の...
  • 「半年で中小企業が百数十台導入」 実績が証明する中小企業向けサーバの要件
     法人を対象に、ビジネスフォンや携帯電話、スマートフォンをはじめ、OA機器や電話回線など通信関連設備・端末の販売を手掛けるエフティコミュニケーションズ。全国24カ所に展開する拠点をベースに幅広くビジネスを展開している。グループには電気通信設備の工事・保守や...
  • 事例を交えて解説するDoS/DDoS攻撃手法と対策の基礎知識
     DoS攻撃とは、ネットワークやシステム、個々のサービスに対し、その処理能力を超えるデータを送り付け、ターゲットをダウンまたは機能不全に追い込む攻撃だ。一般的に、DoS攻撃は特定のホストがターゲットを狙い打ちにして実行する攻撃を指し、複数のホストが協調して同...
  • 「20ユーザー月額3150円」を実現した超低価格グループウェアの全貌
     中堅・中小企業が求めるグループウェアの要件は変化している。短期間導入や低価格はもちろんのこと、複数企業間利用や期間限定利用、そしてスマートフォン対応など、ニーズは日々増え続け、それに対応できる製品進化が求められている。 この資料では、20ユーザー月額35...
  • スマートフォンのセキュリティ 広がる無線LANのリスクと対策
     無線LAN は、一般家庭やオフィス環境のみならず、最近では駅、空港や飲食店などの公衆環境でも広く利用されている。また、スマートフォンやタブレット、ゲーム機器など手軽に無線LAN を利用できるクライアント端末も普及して今後ますます利用場面が拡がっていくことが予...
  • 楽天リサーチが選んだクラウド型ファイルサーバ、その選定基準は?
    「楽天リサーチ」は、アンケートデータやモニターの個人情報など、重要性の高い情報が日々増加している。膨大な数のファイルを扱い、集計・分析・報告を行っているため、これらの一部業務を本社以外の拠点に移す計画もあった。しかし、支社間の複数スタッフ間のデータ共有...
  • 【調査報告】データから読み取るWebベースのマルウェアによる脅威の動向
     Webベースの攻撃が一向に減らない中、インターネットに接続する端末も従来のデスクトップやノートPCだけでなく、モバイル端末にも広がってきており、Webによるマルウェアの脅威にさらされる機会も今後さらに拡大していくと考えられている。 本コンテンツでは、下記をは...