スタートアップ企業のGICが、「DICE+」というツールを開発したそうだ。
DICE+は、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどのデバイスとBluetooth接続で連動するサイコロ。DICE+を転がして出た目は自動でゲーム内に通知されるほか、不自然な投げ方をしたり、うまく転がらなかった場合などにはエラーとなるインチキ防止システムも搭載している。USB経由で充電でき、バッテリーの持ちは20時間ほど。iOS、Android、Symbian、Linux、Windowsに対応する。
GICは現在、DICE+を市場に投入するため、ハードウェア/ソフトウェアのパートナーを探しているところだという。「サイコロを振る」というアクションには、ボードゲームのワクワク感を高める効果があることを考えると、DICE+が製品化される日はそう遠くないかもしれない。
中国で放送されているIntel UltrabookのテレビCMを、M.I.C. Gadgetが紹介している。
舞台は大昔の中国。茶館で遭遇した2人の女性が、カンフーの技を駆使して戦い始める。原因はそれぞれが持つ巨大ラップトップのためのコンセント争いだ。戦いに一応の決着がつき、2人がふり返ると、そこにはバッテリーのもちの良いUltrabookを持つ現代人女性が……という筋立て。カンフー映画好きの方にはいろいろと微妙なCMかもしれないが、ちょっと面白いアイデアではある。
Ultrabookといえば、台北で開催された「COMPUTEX 2012」で、スマートフォンをワイヤレスでチャージするIntelのデモ映像を、IntoMobileが紹介している。Ultrabookにスマートフォンをくっつけて置くと、チャージできるというシステムのプロトタイプ。ケーブルなしで充電できるのは便利だが、そのためにUltrabookを持ち歩く方が荷物になる感じがしないでもない。
最近の調査によれば、夜間のスマートフォン使用はテレビの視聴以上に、子どもの睡眠に悪影響を与えるそうだ。
といっても、害があるのは「就寝後、布団の中で親に隠れてこっそりメールする」という行動。暗闇の中で明るく、小さなモニタを注視することで、睡眠のサイクルを調整するメラトニンの分泌が上手くいかなくなるそうだ。
ブリストル大学の神経科学者Paul Howard-Jones博士は、消灯後にメールする習慣のあるティーンエイジャーはそうでないティーンに比べて、日中にうとうとしたりぼんやりする可能性が4倍ほど高いという研究結果に言及している。
同博士は、昨今とりざたされている「デジタル技術の活用が脳を変化させる」という少々恐ろしい話には誇張があるとする立場だが、成長期の子どもには確実に影響すると考えている。たとえ脳自体に何らかの変化が起きないとしても、日中に眠くなれば学校での学習にも差し支えるだろう。
とはいえ、スマートフォンのような携帯機器の使用を、親が管理するのは難しいのも事実。子どもが小さいうちは、夜間はスマートフォンを寝室に持ち込まないなどのルール作りが必要かもしれない。
MacPhunによるMac版の写真加工ソフト「Color Splash Studio」に、iPhone版が登場したことをCult of Macが紹介している。
Color Splash Studioは写真をモノクロに変換後、特定のエリアのみ好きなカラーにできるアプリ。iPhoneのスクリーン上では多少使いにくいが、それを補ってあまりある楽しさだという。期間限定価格は85円。ちなみにMac版も通常7.99ドルのところを、期間限定で2.99ドルで販売している。
Twitterの利用時間には、お国柄が垣間見えるようだ。
TwitterエンジニアのMiguel RiosさんとJimmy Linさんによれば、ブラジルのサンパウロでは、昼食後にツイートが激減し、シエスタで休憩しているらしいことが分かるという。また、東京では就業時間中のツイートがニューヨーク、イスタンブール、サンパウロと比較して非常に低く、仕事に関して規律がしっかりしていることが分かると指摘。ちなみに、取り上げられている4都市のうち、就業時間中にもダントツでつぶやいているのはニューヨークだ。
また、東京では就寝時間が夏も冬もほとんど変わらないことが指摘されている。確かに日照時間の変化で、生活のリズムがそれほど変わらないというのは、世界的に見ると少々変わっているのかもしれないが、ツイートのデータからそんなことまで見えてくるというのは興味深い。
Foxconnの成都工場で起きた従業員の暴動についてご紹介したが、「数百人規模」という当初の報道は、やはり大袈裟すぎたようだ。
木曜に四川省政府が行った発表によると、工場の従業員7人が寮の近所のレストランに行った際、店の主人と諍いになったことが原因。レストランのオーナーが警察を呼ぶと、寮に駆け戻った7人におよそ100人の同僚が加わり、ビンを投げるなどの騒動に発展した。酔っぱらった4人の従業員が警察に拘留されたが、けが人はなかったという。
とかくの批判があるFoxconnの労働条件と、今回の暴動とは、政府などの声明を信じるなら関係はないようだが、真相は不明だ。
4月にiPhoneを購入した人の3分の1以上が、AndroidもしくはBlackberry端末からの乗り換え組だという。
Consumer Intelligence Research Partnersの調査によれば、4月にiPhoneを購入した人のうち38%が、それまで使っていたスマートフォンはAndroidもしくはBlackberryであると回答しており、これは「前の端末もiPhone」と回答した34%を上回っている。
Consumer Intelligence Research Partnersによれば、iPhone 4Sが登場した直後は、大多数の購入者が古いiPhoneモデルからのアップグレードだったそうだ。
4月のデータを見る限り、スマートフォンユーザーのiPhoneへの乗り換えが進んでいるようだが、iOS向けアプリ開発者の間では不満が広がっているようだ。VentureBeatが「App Developer Union」というサイトが登場したことを紹介している。
同グループは、“クローンアプリがお勧めアプリになってしまう”といった不公平に不満を感じているほか、アプリの売り上げから3割を徴収するのは多すぎる、などとしている。とはいえ、“Appleの報復が怖い”という理由で、内部の人には接触できなかったそうだ。そのためVentureBeatは、この「組合」には若干の怪しさを感じるものの、アプリ開発者がサイトで主張されているような問題を抱えていることは事実、としている。
なお、Flurryの調査によれば、開発されるiOS、Android OSアプリはおよそ7対3の割合で、iOSの人気が高い。
開発者がAndroidよりもiOSの方に興味を持っている理由としては、タブレット市場での占有率が高いことが挙げられる。また、開発者はAppleのプラットフォームでは1ドル得られるところが、Androidでは0.24ドルにしかならないという効率の問題もあるようだ。さらにAndroid端末が百花繚乱状態でアプリの開発を複雑にしていることも、要因の1つといえそうだ。
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